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シー・ズー
シーズーの特徴|シーズーってどんな犬?
シーズーは、愛らしい外見と穏やかな性格で人気の小型犬です。中国語で「獅子狗(シーツーコウ)」と呼ばれ、「獅子犬」を意味します。16世紀頃、チベットから中国へ献上されたラサアプソと宮廷犬ペキニーズの交配により誕生したとされています。
シーズーの魅力は、ぺちゃんこな鼻と大きな丸い目、長くふさふさとした被毛、コロンとした体型にあります。特に顔周りの毛が菊の花のように広がることから「クリサンセマム・ドッグ」とも呼ばれ、独特の可愛らしさを醸し出しています。
小柄ながら堂々とした体格で、ゆったりとした歩き方には威厳が感じられます。この愛らしい容姿と気品ある雰囲気から、長年にわたり宮廷の愛玩犬として皇帝や貴族に愛されてきました。現代でも、その魅力的な外見と温和な性格で、多くの人々を癒す人気の犬種となっています。
その他の呼ばれ方 |
シーズー |
大きさ | 体高:約20~27cm 体重:約4.5 kg ~8kg |
毛色 | ・ホワイト&ゴールド ・ホワイト&ブラック ・ホワイト&グレー ・ホワイト ・ブラック ・ブリンドル |
性格 | ・人懐っこい ・好奇心旺盛 ・プライドが高い |
価格 | 約20~45万円 |
寿命 | 約13.8歳 |
原産国 | チベット(中国) |
シーズーの性格|穏やかでマイペース
シーズーは、明るく穏やかな性格として知られています。人懐っこく、飼い主だけでなく他の人や動物にも友好的で、小さな子どものいる家庭でも安心して飼育できます。
活発で好奇心旺盛な一面があり、遊ぶことが大好きです。同時に、マイペースな気質も持ち合わせており、散歩では飼い主のペースに合わせるなど協調性も高いです。環境の変化にも適応しやすく、安定したメンタルの持ち主です。
賢く理解力があるため、しつけもしやすい犬種ですが、プライドが高く独立心が強い面もあります。
シーズーは留守番も得意で、飼い主との時間を大切にしながら、一人で過ごすことも上手です。この柔軟な性格が、多くの家庭に愛される理由の一つとなっています。
シーズーの子犬|シーズーはどこから迎える?値段は?
シーズーの子犬を迎える方法は主に3つあります。ペットショップでは20~25万円程度で、初心者向けサポートが充実しています。ブリーダーからは18~21万円程度とやや安価で、血統や大きさにこだわりたい場合におすすめです。専門家のアドバイスやアフターケアも受けられます。里親制度では譲渡手数料程度で迎えられる可能性がありますが、子犬の選択肢は限られます。
ブリーダーから直接迎える方が比較的安価になる傾向があり、これは中間業者を介さないためです。また、子犬の成長に関する相談も受けやすいメリットがあります。
シーズーの寿命とかかりやすい病気
シーズーの平均寿命は約13.8歳です。適切なケアで長生きが期待できる犬種ですが、いくつかの病気に注意が必要です。
シーズーがかかりやすい主な病気は以下のとおりです。
• 皮膚の病気
– 脂漏症:皮膚のべたつき、強い体臭、フケなどの症状が現れます。
– 外耳炎:耳の中の炎症で、かゆみや痛み、悪臭のある耳垢が特徴です。
• 眼の病気
– 角膜炎:目の充血、涙や目やにの増加などが見られます。
– 緑内障:眼圧上昇により視力障害を引き起こす可能性があります。
• 呼吸器の病気
– 気管虚脱:咳や呼吸困難の症状が現れます。
– 熱中症:短頭種のため体温調節が苦手です。
シーズーの毛色は豊富
シーズーは、豊富な毛色バリエーションが魅力の一つです。日本では主に「パーティーカラー」と呼ばれる2色の組み合わせが主流です。代表的なものには、柔らかな印象のゴールド&ホワイト、コントラストがはっきりしたブラック&ホワイト、珍しいグレー&ホワイトがあります。
一方、単色の「ソリッドカラー」もあり、ブラック、ホワイト、ゴールドなどがあります。日本では珍しく、独特の魅力があります。
近年注目されているのが「ブリンドル」で、黒地に茶褐色が混じる珍しい毛色です。一見するとシーズーとは思えない個性的な外見になります。
シーズーの毛色は成長とともに変化することもあり、その変化を楽しむのも飼い主の醍醐味の一つです。豊富な毛色バリエーションと成長による変化が、シーズーの魅力をさらに引き立てています。
シーズーのカット|バリエーション豊かなヘアスタイル!
シーズーは美しい長毛が特徴的で、様々なヘアスタイルを楽しめます。ダブルコートと呼ばれる2層構造の被毛を持ち、定期的なカットが必要です。トリミングの頻度は月に1回程度が目安で、毛が伸びすぎると毛玉ができやすくなります。
人気のカットスタイルには、顔を丸くカットしてぬいぐるみのような可愛らしさを演出する「テディベアカット」や、夏場の暑さ対策に適した「サマーカット」があります。シーズー本来の美しい長毛を活かした「フルコート」は手間はかかりますが、優雅で上品な印象になります。また、頭部の毛を伸ばしてリボンなどで結ぶ「トップノット」や、尻尾の先端の毛を残してライオンのような姿に仕上げる「ライオンテール」も人気です。
定期的なカットと日々のブラッシングで、シーズーの美しい被毛を健康的に保てます。
シーズーのミックス犬
シーズーの魅力を活かしつつ、他の犬種の特徴を組み合わせたミックス犬も人気です。代表的なものに「シープー」と「シーペキ」があります。
シープーは、シーズーとトイプードルのミックス犬で、テディベアのような愛らしい外見が特徴です。丸い顔、ボタン型の目、長めの鼻を持ち、被毛は長毛でシルキーか、短毛でカールしていることが多いです。
シーペキ(ペキシーズ)は、シーズーとペキニーズのミックス犬で、極端に短い鼻が特徴的です。体格は小型ながら骨太で、独特のローリングする歩き方も魅力的です。
両者とも、遊び好きで社交的、愛情深い性格を受け継いでいます。
シーズーの飼い方やしつけで気を付けたいこと
シーズーを健康で幸せに飼育するには、その特性を理解し適切なケアが必要です。特に社会性の育成、適度な運動、熱中症対策の3点に注意しましょう。
社会性を身に付けさせる
シーズーは本来フレンドリーですが、適切な社会化を怠ると怖がりになる可能性があります。子犬の頃から様々な人や環境に慣れさせることが重要です。具体的には、多くの人との触れ合い、異なる音や物への慣れ、他の犬との適切な交流、新しい環境の探索などを経験させましょう。これにより、自信を持ち社会性豊かな犬に成長し、問題行動を防ぐことができます。
肥満にならないように運動させる
シーズーは食欲旺盛で運動量が少ないと太りやすい犬種です。適切な体重管理と運動は健康維持に欠かせません。1日2回、各20~30分程度の散歩や、室内でのおもちゃを使った遊び、ドッグランでの他の犬との交流などを日課に取り入れましょう。これは体重管理だけでなく、ストレス解消や飼い主との絆を深める機会にもなります。ただし、短頭種のため激しい運動は避け、涼しい時間帯に適度な運動を行うようにしてください。
熱中症の対策をする
シーズーは短頭種で厚い被毛を持つため、熱中症のリスクが高い犬種です。特に夏場は細心の注意が必要です。室内温度を25度前後に保ち、散歩は朝晩の涼しい時間帯に行いましょう。外出時は水分補給を忘れずに、夏場はサマーカットも検討してください。また、冷却マットや保冷剤の活用も効果的です。これらの対策を日頃から心がけることで、シーズーを熱中症から守り、快適に過ごせる環境を整えることができます。
シーズーをお探しの方へ|おすすめする理由
シーズーは、多くの魅力的な特徴を持つ犬種です。以下に、シーズーをおすすめする理由をまとめました。
- 愛らしい外見:ぺちゃんこな鼻、大きな丸い目、ふさふさの被毛が特徴的で、見ているだけで癒されます。
- 穏やかな性格:人懐っこく、家族全員と仲良くなれる温和な性格です。
- 適応力の高さ:環境の変化に強く、アパート暮らしにも適しています。
- 多彩な毛色:豊富な毛色バリエーションがあり、好みの子を選べます。
- 楽しいグルーミング:様々なヘアスタイルを楽しめ、飼い主の創造性を発揮できます。
シーズーは、その愛らしさと適応力の高さから、初心者の方にもおすすめです。