飼いやすい中型犬ランキングTOP10|初心者や室内飼い向きの犬種は?

更新日:2025年7月17日

中型犬を家族に迎えたいけれど、「どの犬種が飼いやすいの?」「初心者やマンションでも大丈夫?」と迷っていませんか?

この記事では、性格・体格・しつけやすさ・無駄吠えの少なさなどを基準に、「飼いやすい中型犬ランキングTOP10」を発表します。 初心者の方や、室内飼いを考えている方にも向いている犬種を厳選しました。

中型犬を飼う際のメリット・デメリットや注意点もあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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飼いやすい中型犬の特徴とは?

「飼いやすい犬」とひと口に言っても、どんなポイントが大切なのか気になりますよね。特に初心者や共働き家庭、マンションなど室内飼いを考えている方に向けて、飼いやすい中型犬種に共通する特徴を5つ厳選しました。

【飼いやすい中型犬の特徴】

  • 穏やかで吠えにくい:集合住宅でも飼いやすい
  • お手入れがかんたん:被毛ケアの手間が少ない
  • フレンドリーでなつきやすい:トラブルが少なめ
  • 運動量が少なめ:毎日の散歩がラクに続けられる
  • 落ち着いた性格:しつけやすく育てやすい

これらに当てはまる中型犬は、犬の飼育経験が浅い人も安心してお迎えしやすく、室内飼いにも適した犬種だといえるでしょう。次の章では飼いやすい中型犬を厳選してご紹介します。

 

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飼いやすい中型犬ランキングTOP10!

ここでは、前章で挙げた5つの特徴を評価軸として、飼いやすい中型犬のランキングTOP10をまとめました。

上記は、当サイト編集部がSNSの口コミや飼育経験者の声などを独自に調査・分析して作成したランキングです。中型犬を家族に迎える際の参考にしてみてくださいね。(※あくまで目安としてご覧ください。)

第1位|フレンチブルドッグ

フレンチブルドッグ

吠えにくい お手入れ なつきやすい 運動量 しつけやすい
  • 原産国:フランス
  • 平均体重:8〜14kg
  • 平均寿命:約10〜13年
  • 平均価格:35〜50万円
  • 外見の特徴:短頭・筋肉質・立ち耳
  • 性格の特徴:陽気で甘えん坊
  • おすすめな人:初めて犬を飼う人

フレンチブルドッグは、無駄吠えをほとんどしない犬種で、運動量も比較的少ないため、初心者にも飼いやすい中型犬です。また、短毛なのでお手入れがかんたんです。留守番も上手な犬種だといわれています。

フレンチブルドッグについて、さらに詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

関連記事:フレンチブルドッグの飼い方や飼いやすさは?フレブルの飼い主様や飼いたい方必見!

フレンチブルドッグの子犬をみてみる→

第2位|ウィペット

ウィペット

吠えにくい お手入れ なつきやすい 運動量 しつけやすい
  • 原産国:イギリス
  • 平均体重:10〜14kg
  • 平均寿命:約12〜15年
  • 平均価格:20〜40万円
  • 外見の特徴:細身・短毛・優雅
  • 性格の特徴:静かで穏やか
  • おすすめな人:吠えにくい犬がいい人

ウィペットは、静かでおとなしい性格。お手入れもかんたんな短毛犬種のため、中型犬としてはかなり飼いやすいでしょう。マンションなどの集合住宅での飼育にも向いています。

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第3位|柴犬

柴犬

吠えにくい お手入れ なつきやすい 運動量 しつけやすい
  • 原産国:日本
  • 平均体重:8〜10kg
  • 平均寿命:約12〜15年
  • 平均価格:20〜35万円
  • 外見の特徴:巻き尾・立ち耳
  • 性格の特徴:忠実で自立心が強い
  • おすすめな人:凛々しい日本犬が好きな人

柴犬は日本犬の代表として非常に人気があり、比較的飼いやすい中型犬種。初めて飼う人にもおすすめです。ただし、独立心が強く頑固な一面もあるため、子犬期のしつけが重要になります。

関連記事:柴犬の性格の特徴は?オスとメスの性格の違いと柴距離を保つ方法について

柴犬・豆柴の子犬をみてみる→

第4位|ウェルシュコーギーペンブローク

ウェルシュコーギーペンブローク

吠えにくい お手入れ なつきやすい 運動量 しつけやすい
  • 平均体重:9〜12kg
  • 平均寿命:約12〜15年
  • 平均価格:25〜40万円
  • 外見の特徴:短足・胴長・大きな耳
  • 性格の特徴:活発で陽気
  • おすすめな人:犬とたくさん遊んであげられる人

ウェルシュコーギーペンブロークは、フレンドリーな性格のため、小さい子どもや先住犬がいる家庭でも飼いやすい中型犬。やや吠えやすい傾向があるため、社会化やしつけは重要です。

ウェルシュコーギーペンブロークの子犬をみてみる→

第5位|アメリカンコッカースパニエル

アメリカンコッカースパニエル

吠えにくい お手入れ なつきやすい 運動量 しつけやすい
  • 原産国:アメリカ
  • 平均体重:10〜13kg
  • 平均寿命:約12〜15年
  • 平均価格:20〜40万円
  • 外見の特徴:長い耳・巻き毛
  • 性格の特徴:明るく親しみやすい
  • おすすめな人:愛され上手な犬がいい人

アメリカンコッカースパニエルは、無駄吠えが少なめで、誰にでもフレンドリーに接するため比較的飼いやすい中型犬です。ただし、美しい長毛はこまめなブラッシングやトリミングが必要です。

アメリカンコッカースパニエルの子犬をみてみる→

第6位|バセットハウンド

バセットハウンド

吠えにくい お手入れ なつきやすい 運動量 しつけやすい
  • 原産国:フランス
  • 平均体重:20〜30kg
  • 平均寿命:約10〜12年
  • 平均価格:25〜40万円
  • 外見の特徴:長耳・短足・しわ顔
  • 性格の特徴:穏やかでマイペース
  • おすすめな人:犬とのんびり暮らしたい人

バセットハウンドは、おっとりとした性格で吠えにくく、運動量も控えめなので、集合住宅でも飼いやすい中型犬種です。ただし、独立心が強く、マイペースな性格のため、しつけにはやや根気が必要になるかもしれません。

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第7位|シェットランドシープドッグ

シェットランドシープドッグ

吠えにくい お手入れ なつきやすい 運動量 しつけやすい
  • 原産国:イギリス(スコットランド)
  • 平均体重:6〜12kg
  • 平均寿命:約12〜14年
  • 平均価格:20〜35万円
  • 外見の特徴:長毛・小顔・ふさふさ尻尾
  • 性格の特徴:賢くて従順
  • おすすめな人:犬と一緒に運動をしたい人

シェットランドシープドッグ(シェルティ)は、知能が高く指示をよく聞く、しつけやすい中型犬です。家族への愛情が深く、特に飼い主にはとても忠実。ただし、警戒心が強めで吠えやすい傾向があるため、子犬のうちからトレーニングをしましょう。

シェットランドシープドッグの子犬をみてみる→

第8位|イングリッシュスプリンガースパニエル

イングリッシュスプリンガースパニエル

吠えにくい お手入れ なつきやすい 運動量 しつけやすい
  • 原産国:イギリス
  • 平均体重:18〜23kg
  • 平均寿命:約12〜14年
  • 平均価格:25〜40万円
  • 外見の特徴:中毛・垂れ耳・筋肉質
  • 性格の特徴:社交的で明るい
  • おすすめな人:小さい子どものいる家庭にも

イングリッシュスプリンガースパニエルは、フレンドリーな性格なので、多頭飼いや子どもがいるファミリー世帯にも向いています。吠えにくく、しつけもしやすい中型犬である反面、元は鳥猟犬として活躍していた犬種のため、運動量はやや多めです。

第9位|ビーグル

ビーグル

吠えにくい お手入れ なつきやすい 運動量 しつけやすい
  • 原産国:イギリス
  • 平均体重:9〜11kg
  • 平均寿命:約12〜15年
  • 平均価格:20〜30万円
  • 外見の特徴:垂れ耳・三色の毛
  • 性格の特徴:明るく活発
  • おすすめな人:元気な犬と遊びたい人

ビーグルは、フレンドリーな性格とお手入れがラクな短毛犬種のため、人気の高い中型犬。先天的な病気にかかりにくく体が丈夫で、平均寿命も比較的長めです。ただし、運動量が多く、吠え癖や噛み癖がつきやすい傾向があるのでしつけが重要。活発な犬と楽しく過ごしたい人にはぴったりな犬種です。

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第10位|ボーダーコリー

ボーダーコリー

吠えにくい お手入れ なつきやすい 運動量 しつけやすい
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  • 原産国:イギリス
  • 平均体重:14〜20kg
  • 平均寿命:約12〜15年
  • 平均価格:20〜35万円
  • 外見の特徴:中〜長毛・スリム体型
  • 性格の特徴:非常に賢く活発
  • おすすめな人:犬との遊びや運動やしつけを楽しめる人

ボーダーコリーは「世界一頭がいい犬」とも称されるほど賢く、指示理解力が非常に高い犬種です。しつけやトレーニングには抜群に向いているのですが、運動欲求が高く知的な刺激を求める性質を理解してあげましょう。

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初心者が飼ってはいけない中型犬3選

中型犬のなかには、経験者には飼いやすいけれど、初めて犬を飼う人にはハードルが高い犬種もあります。ここでは「初心者には飼いにくい中型犬」を3つご紹介します。

1. 北海道犬|忠誠心が強く気性が荒い性格

北海道犬は、天然記念物にも指定される日本の伝統犬種。強い警戒心や独立心など猟犬としての気質が残っており、しつけや主従関係づくりに自信がある人向けです。初心者が飼ってはいけない中型犬として覚えておきましょう。

2. ビーグル|陽気だけどしつけに根気が必要

ビーグルは、飼いやすいランキングTOP10にランクインしているように、犬に慣れた中級者以上には飼育しやすい中型犬です。しかし、初心者には飼いにくい場合があります。ビーグルも、もともとは猟犬であり、嗅覚が高いため“におい”への執着心や頑固さもあります。 無駄吠えやイタズラ対策もしっかり行いましょう。

3. ボーダーコリー|高知能ゆえの運動量&刺激欲

ボーダーコリーは、高知能で魅力にあふれた犬ですが、時間と体力に自信のない初心者には飼うのが難しい犬種。ただし、賢い犬なのでしつけはしやすく、運動や遊びを楽しめる飼い主にはむしろ飼いやすいといえるでしょう。お迎えする際は、犬との運動や遊びの時間をしっかり確保できるかどうか、よく検討してください。

中型犬のメリット・デメリットと飼育の注意点まとめ!

動物病院で診療を受けるビーグル

中型犬は、サイズ・性格・飼育環境のバランスがとれた犬種が多く、初めての犬としても人気があります。ただし、その魅力を十分に引き出すためには、メリットだけでなく注意点も知っておくことが大切です。

中型犬を飼うメリットとは?

中型犬には、小型犬や大型犬にはない「ちょうどいい魅力」がたくさんあります。

【中型犬のメリット】

  • 小型犬より体が丈夫で病気に強い傾向あり
  • 大型犬より飼育スペースが狭くても飼いやすい
  • 活発で一緒に遊びやすく、アウトドア向き
  • 家族に甘えすぎず距離感がちょうどよい
  • しつけしやすい賢い犬種も多い

中型犬は、家族へ過度に依存しすぎない犬種が多く、飼い主とのほどよい距離感で快適に暮らせる点が魅力です。散歩や運動が好きな人、都市部で室内飼いを検討している人にもぴったりです。

中型犬を飼うデメリットや注意点はある?

もちろん中型犬にもデメリットや注意点があります。お迎えしてから「こんなはずじゃ…」と犬を飼ったことを後悔しないように、しっかり確認しておきましょう。

【中型犬のデメリット・注意点】

  • 食費や医療費は小型犬より高くなりがち
  • 運動不足になるとストレスがたまりやすい
  • しつけをしないと問題行動が出やすい
  • 運動量の多い犬種は初心者に向かない場合も

中型犬は体力がある分、適度な運動としつけが不十分だと問題行動に発展しやすい面もあります。また、飼育費用も小型犬よりは高くなる傾向があるため、経済面やライフスタイルとも相談しながら慎重に選びましょう。

まとめ|飼いやすい中型犬ランキング1位はフレブル!

今回の「飼いやすい中型犬ランキング」では、しつけのしやすさや生活へのなじみやすさが評価のポイントとなりました。どの中型犬種にも魅力と個性があるため、自分のライフスタイルや飼育環境に合ったパートナーを選ぶことが、愛犬との幸せな暮らしへの第一歩です。

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この記事の監修者 愛犬ブリーダー事務局
動物が大好きなメンバーがコラムを監修しています。ペットショップでのスタッフ経験もあり、愛犬・愛猫と生活をしながら、休日にはドッグカフェやアニマルカフェに足を運ぶことも。
愛玩動物飼養管理士、いぬ検定、少額短期保険募集人の資格を保有。
豊富な知識と経験を活かし、役立つ情報をお届けします。

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