ポメプーは成犬になっても可愛い?外見の変化や大きさ、飼いやすさをチェック!

ポメプーは、ポメラニアンとトイプードルのミックス犬として人気が高いですが、「成犬になると可愛くないのでは?」という声を聞くこともあります。
しかし、実際には成犬になってもポメプーならではの可愛い魅力がたくさんあります。
ポメプーに興味がある方、これから家族に迎えたいと考えている方はぜひ最後までお読みください。
[目次]
ポメプーの成犬が可愛くないといわれる理由
一部で「ポメプーの成犬は可愛くない」と感じる意見もありますが、SNSなどでは「可愛い」「愛らしい」といったコメントが多く、たくさんの人がその魅力を認めています。
ポメプーは成犬になってからも、ふわふわの被毛やクリクリとした目など、可愛い特徴がたくさん残る犬種です。
可愛くないといわれてしまう理由を3つに絞って紹介していきます。
理由①成犬になると顔が変わる
ポメプーは成長する過程で顔つきが大きく変わる特徴があります。
子犬の時期はトイプードル寄りの丸みのある顔が多いものの、成犬になるとポメラニアンのシュッとした口元や目元の特徴が現れることがあります。そのため、子犬のイメージのままで成長すると思っていた飼い主が成犬になった姿を見てギャップを感じ、「可愛くない」と感じてしまうケースがあるようです。
成犬になることで幼さは薄れますが、落ち着いた可愛らしさが加わり、多くの飼い主からも「やっぱり可愛い」と評価されています。
ポメプーの子犬はどんな顔?
ポメプーの子犬は、全体的にトイプードルに似た丸く愛らしい顔立ちが多い傾向があります。
クリッと大きな目と柔らかい印象の表情が魅力的で、ふわふわとした毛質は子犬期から成犬期までトイプーの特徴を色濃く受け継いでいます。手触りの良い被毛と丸みを帯びた小さい体つきは、まさに「ぬいぐるみ」のような可愛さで、多くの人を惹きつけます。
ポメプーの成犬の顔はどうなる?
ポメプーが成犬になると、一般的にはポメラニアン寄りの顔になる子が多いといわれており、その場合、口元がやや尖っていて、表情もくっきりとした印象になります。
一方、トイプー寄りの場合は口先が短くなり、全体的に丸みのある柔らかな雰囲気の顔立ちです。毛質もトイプーに似る場合には、お顔まわりがふわふわとした毛で覆われるため、さまざまなカットスタイルを楽しむことができます。
理由②成犬になるまでに毛が抜ける
ポメラニアンのダブルコートの毛質を多く受け継いだポメプーは、成犬になる過程で抜け毛が増える傾向があります。抜け毛が増えることで見た目が少しさびしく感じることもあり、「可愛くない」と思われることもあります。
お手入れの頻度を上げ、ブラッシングで抜け毛をしっかり取り除くことで、清潔感を保ちやすくなります。適切なケアを続けると、被毛はふわふわとした状態へと戻り、見た目の美しさも復活します。
理由③成犬になるにつれ性格が変わる
成犬のポメプーは子犬の頃とは異なる性格をみせることがあります。
子犬の時期は好奇心旺盛で活発ですが、大人になるにつれて落ち着きや穏やかさが増してきます。
この性格の変化により、子犬時代のような無邪気な愛らしさが少し薄れることもあるのです。加えて、成犬になると警戒心や独立心が強まるケースもみられ、慎重な態度をみせるような場面も出てきます。これらは健康的な成長の証と捉えられ、成熟した魅力に繋がります。
十分な愛情を注ぎ続けることで、大人のポメプーならではの豊かな感情表現や落ち着いた性格が育まれてゆきます。
ポメプーの成犬の大きさ
ポメプーの成犬は、一般的に体重が2~3kg、体高は22~28cm程度になることが多いですが、個体によっては5kgを超える場合もあります。
両親がポメラニアンとトイプードルという異なる犬種であるため、大きさや体重に個体差が出やすい傾向があります。成長は生後6ヶ月頃まで急速に進み、その後は緩やかに体重が増え、10ヶ月頃には成犬としての大きさに落ち着くケースがほとんどです。
ポメプーの基本情報
ポメプーは、ポメラニアンとトイプードルを親に持つミックス犬で、どちらの犬種も飼いやすいと人気なことから、はじめて犬を飼う方にもおすすめです。
ここでは、ポメプーの性格と外見の特徴、寿命についてみていきましょう。
性格
ポメプーは、ポメラニアンの人懐こく好奇心旺盛な性格と、トイプードルの賢さや社交的な面を受け継いでいるミックス犬です。
家庭内では明るく、飼い主に強い愛着を示す傾向があります。吠えやすい傾向がありますが、社会化や早期のしつけによって改善しやすいといわれています。警戒心がやや強いこともあり、初めての環境や人に慣れさせる際はゆっくり時間をかけて安心できるよう配慮することが大切です。
毛色と被毛
ポメプーはトイプードルのふわふわとした毛質を受け継ぎやすく、柔らかくて触り心地の良いのが特徴です。
毛色はバリエーションが豊富で、クリーム、ブラウン、ブラック、アプリコットなど様々な色合いがみられます。
被毛の特徴は成長とともに変化することも多く、ポメラニアンとトイプードルのどちらの性質が濃く出るかは成犬になったときのお楽しみです。どちらの場合でも、お手入れとブラッシングを日常的に行うと健康かつ美しい被毛が維持しやすくなります。
寿命とかかりやすい病気
ポメプーの平均的な寿命は12〜15年と比較的長く、健康管理が適切であれば長く伴侶として生活できます。
ただし、親犬のポメラニアンやトイプードルに共通するような遺伝的な病気には注意が必要です。
膝蓋骨脱臼(パテラ)や気管虚脱、白内障などがかかりやすい病気として挙げられます。
健康維持には定期的な獣医師の診察と日々の生活管理が重要です。
バランスの良い食事と適度な運動、清潔な環境を保つことで病気のリスクを減らせます。予防接種や健康診断も欠かさず行うことが理想的です。
ポメプーの成犬が想像以上に大きくなる理由
ポメプーの成犬が予想よりも大きくなる背景には、いくつかの要因があります。
まず遺伝的な要素が関係しており、特にトイプードルの血筋にトイ、ミニチュア、スタンダードといった異なるサイズがある場合、ミニチュアやスタンダードの遺伝子を受け継ぐことで成犬時の体重が大きくなる傾向があります。
また、適切な運動が不足していると体重管理が難しくなります。ポメプーの場合は1日2回、各20分程度の散歩を心がけることが勧められます。十分な運動を行うことでカロリーをしっかり消費でき、体重の増加を防げるだけでなくストレスの解消や精神的な健康維持にもつながります。
食事の量や質が成長に影響するのはもちろんですが、おやつや高カロリーのフードの与えすぎには注意が必要です。
ポメプーの飼育ポイント
ポメプーを迎える際には、日常的な運動とコミュニケーションが不可欠です。
活発な性格のため、散歩や遊びの時間をしっかり確保するとストレスが軽減されます。
比較的毛量が多い傾向があるため、定期的なブラッシングやトリミングで毛玉や皮膚トラブルを防ぎましょう。
食事は体重や年齢に合わせたバランスの良いものを選び、食べ過ぎには注意してください。小型犬なので寒さ対策も大切で、季節に応じた適切な環境整備が必要です。
しつけは根気よく優しく対応すると良く、吠え癖や噛み癖が出やすい場合は早めに対処を心掛けると安心です。健康管理や定期的な獣医の診察も含めて、細やかなケアを続けることで長く元気に過ごせます。
ポメプーと相性の良い飼い主の特徴
ポメプーは活発で愛情深い性格を持つため、遊び好きで日常的にコミュニケーションを楽しめる飼い主と特に相性が良いです。
散歩や軽い運動を一緒に楽しめる方には、健やかな生活を維持しやすいメリットがたくさんあります。
比較的賢いため、しつけやお手入れに根気強く取り組めることも大切です。
繊細な一面も持ち合わせているので、優しく穏やかに接し、ストレスの少ない生活を心掛けられる方が喜ばれます。子犬や成犬の成長過程に合わせて愛情を注ぎ、変化に柔軟に対応できる姿勢もポイントです。
忙しすぎず、犬との時間をしっかり確保できる方にぴったりの犬種といえます。
ポメプーの探し方
ポメプーを迎える際は、信頼できるブリーダーやペットショップを利用することが大切です。
両親であるポメラニアンとトイプードルの健康状態や血統をしっかり確認できるところを選ぶことで、健康で性格の良い子犬に出会いやすくなります。
ペットショップでみつけた場合でも、ブリーダーの飼育環境や評判について調べるために販売元のブリーダー名を確認することも重要です。ポメラニアンやトイプードルの特徴、飼育のポイント、アフターケアについて積極的に質問し、飼育サポートがしっかり整っているかを確認してください。
ポメプーやポメ柴、ポンコリーなど、ポメラニアンのミックス犬はこちら👀
まとめ|成犬のポメプーもやっぱり可愛い!変化も個性として楽しもう
ポメプーは成犬になることで外見の変化がみられることもありますが、「可愛くない」と感じる方は少数派です。
成犬・子犬ともにとても可愛いポメプーですが、相性やご家庭の環境をよく考えきちんと準備してお迎えすることが大切です。
可愛いクリクリの目やフワフワの被毛、ポメラニアン譲りの立ち耳やトイプーっぽい垂れ耳など、その子にしかない変化を楽しむことでかけがえのない時間を過ごせるでしょう。

愛玩動物飼養管理士、いぬ検定、少額短期保険募集人の資格を保有。
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