トイプードルの性格は?毛色や性別ごとの性格の違いについて解説!
「トイプードルの性格が知りたい」
「毛色によって性格は違うの?」
このような疑問はありませんか?
トイプードルをこれから飼いたいと考えている方は、性格やしつけのしやすさなどが気になりますよね。
トイプードルは育った環境にもよりますが、毛色や性別で性格が少し異なります。
この記事ではトイプードルの性格について解説します。
これからトイプードルを迎えたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
トイプードルの性格
トイプードルは下記のような性格です。
- 賢い
- 人懐っこい
- 遊び好き
- 寂しがり屋で繊細
トイプードルは賢く物覚えがよいので、しつけがしやすいです。
もとは水鳥を回収する狩猟犬のため、水遊びやおもちゃを取ってくる遊びを好みます。
人懐っこい性格でもあるので交友関係を築きやすく飼いやすい犬種と言えるでしょう。
毛色によって性格が異なる?
トイプードルは毛色によって少し性格が異なります。
下記の表は毛色・性格タイプ・外見的特徴をまとめたものです。
毛色 | 性格タイプ | 外見的特徴 |
レッド | 明るくて活発 | 赤みの強い茶色 |
アプリコット | 陽気で協調性がない | 杏のようなオレンジ色 |
シルバー | 2種類の性格に分かれる | 子犬のときは黒っぽく、成長と共に色が薄くなる |
ホワイト・クリーム | 甘えん坊で気が強い | クリームは色が抜けホワイトに近づく |
ブラック | 落ち着いた性格 | 毛だけでなく唇・鼻・爪も全身黒 |
ブラウン | マイペースで自立心が強い | 薄茶、色素が薄い |
では、それぞれの毛色の性格と特徴を紹介します。
レッドの性格・特徴
トイプードルのレッドは、最も人気が高い毛色です。
性格は明るくて活発な犬が多いと言われています。
やんちゃな面もあるので、他の毛色と比べると落ち着きに欠けるという意見もあります。
また、自己主張がはっきりとしているので、無駄吠えに対するしつけは時間をかけて行う必要があるでしょう。
レッドの特徴としては、赤みの強い茶色で個体差がありますが徐々に薄くなる傾向があります。
アプリコットの性格・特徴
トイプードルのアプリコットは、レッドに次ぐ人気の毛色です。
陽気で遊び好きな性格なので、愛犬とたくさん触れ合いたい方にピッタリでしょう。
ただ、協調性が欠ける部分もあるため、多頭飼いはおすすめできません。
毛色は杏色のようなオレンジ色で、毛質はレッドより細く柔らかいとされています。
シルバーの性格・特徴
トイプードルのシルバーの性格は「独立心が強いタイプ」と「協調性があるタイプ」の2種類に分かれます。
頑固な一面もありますが、一度良好な信頼関係を築けば一途に慕ってくれるところが魅力です。
毛色は子犬の頃は黒みがかったシルバー色ですが、成長とともに少しずつ黒っぽさが薄れて美しいシルバー色へと変わっていきます。
ホワイト・クリームの性格・特徴
トイプードルのホワイトは、甘えん坊で気が強い性格です。
感情を素直に表現してくれるので、コミュニケーションが取りやすいでしょう。
また、社交的でもあるので他の犬とも良い関係を築けます。
毛色がホワイト・クリームのため、涙焼けやお散歩をした後の汚れが目立ちやすく、こまめなケアが必要です。
ブラックの性格・特徴
トイプードルのブラックは、落ち着いた性格で初めて犬を飼う方におすすめです。
飼い主に従順で懐きやすいうえに、他の毛色の中でも賢くしつけがしやすいとされています。
ブラックの特徴は、被毛だけでなく唇、鼻、爪まですべて真っ黒なところです。
また、被毛は丈夫なためお手入れがしやすいことが言えます。
ブラウンの性格・特徴
トイプードルのブラウンは、マイペースな犬が多く人見知りで協調性に少し欠ける部分があります。
対処法として、根気強く愛情を注いでいればしっかりとコミュニケーションがとれるようになるでしょう。
また、ブラウンは記憶力がよく、賢い一面を持ち合わせています。
毛色の特徴は薄茶で全体的に色素が薄く、毛質は硬く美しい毛並みを持っています。
オス・メスによって性格が異なる?
トイプードルは、オスとメスで性格に違いがあると言われています。
オスの場合は甘えん坊な子が多く、感情豊かで素直に気持ちを表現してくれます。
ただ、オスは甘えん坊の性格により、お留守番のときは寂しがってしまう場合があるでしょう。
一方で、メスの場合は穏やかな性格をしている子が多いです。
メスは自立心が強く頑固な一面もあり、オスに比べると大人びた性格をしています。
さらに、メスは賢いのでしつけやお留守番もしっかりとできる子が多いです。
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去勢・避妊後は性格が変わる?
去勢・避妊をしたら性格が変わってしまうのか心配な方もいますよね。
個体によって違いはあるものの、手術後性格が大きく変わることはありません。
ただし、オスの場合は攻撃性に関与する男性ホルモンが減少するので、穏やかな性格になる子が多いです。
手術後の変化としては、オスはマーキングやマウンティングなどの行動が減り、メスは生理がなくなるので出血による汚れの心配がなくなります。
トイプードルを飼うときの注意点は?
トイプードルは賢くしつけもしやすい犬種です。
ただ、頭の良さから都合よく解釈してしまう場合があるので注意が必要です。
そのため、これくらい大丈夫だろうとイタズラを許してしまうと、頻度や内容がエスカレートすることがあります。また、記憶力も良いので一度嫌な思いすると、拒否するようになってしまう子も少なくありません。
解決策としては、子犬の社会化期にさまざまな場所や人に慣れさせ苦手を極力作らないことと、しつけは子犬が家に来た日から行い、褒めて伸ばす方法で信頼関係を築くとよいでしょう。
まとめ
今回はトイプードルの性格について紹介しました。
毛色や性別によって性格が異なるなんて面白いですよね。
トイプードルは人懐っこく賢い犬種ではありますが、性格自体は育った環境が一番影響を受けます。そのため、日頃からしっかりとコミュニケーションを取り信頼関係を築くことが大切です。