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チベタンスパニエル
チベタンスパニエルをブリーダーからお迎えする前に!
~特徴や販売価格など基本情報をチェック~
| 項目 | 内容 |
| 英語名 | Tibetan Spaniel |
| 原産国 | チベット |
| サイズ | 小型犬 |
| 平均体高 | 約23〜28 cm |
| 平均体重 | 約4〜7 kg |
| 平均寿命 | 約12〜15歳 |
| 価格目安 | 約20万〜40万円 |
| 毛色 | フォーン、クリーム、ゴールド、ブラック、ブラウン(希少色)、ブリンドル(希少色)、パーティなど多彩 |
| 性格の傾向 | 忠実で愛情深い・独立心が強く警戒心あり・マイペースで番犬性質もある |
チベタンスパニエルは、チベット原産の小型犬です。ふんわりとした被毛と端正な顔立ちが魅力で、飼い主に対しては非常に愛情深い一方、自立心と警戒心を併せもちます。
室内飼いに向くため、家庭でも扱いやすい犬種です。
チベタンスパニエルの特徴
外見はスパニエルという名を持つものの、元来はコンパニオン(伴侶)犬として育てられてきました。
チベタンスパニエルの性格
チベタンスパニエルは家族には愛情深く忠実で、穏やかな時間を好む一方、独立心が強くプライドが高めです。見知らぬ人には警戒心が強いため、番犬としての素質もあります。
しつけは一貫性が重要で、褒めを中心に根気よく教えると良い相性を築けます。小型で室内向きなので、静かな暮らしや一緒に過ごす時間を大切にする家庭に向いています。
チベタンスパニエルの販売価格の目安
日本でブリーダーからお迎えする場合、一般に約20万〜40万円程度が目安です。価格は血統の良し悪し、毛色の希少性、親犬の検査結果や血統書の有無、ブリーダーの飼育環境で大きく変わります。輸入個体やショー向けの血統を持つ子犬はさらに高額になる傾向があります。
チベタンスパニエルのブリーダーを選ぶポイント
チベタンスパニエルをブリーダーからお迎えする際は、親犬の健康管理が行き届いているかが最も重要です。遺伝性疾患の検査結果や、ワクチン接種記録を提示してもらえるかを確認しましょう。
見学を受け入れているブリーダーは、飼育環境の清潔さや社会化の進み具合を自信をもって公開しています。子犬の性格や成長段階を丁寧に説明してくれるかどうかも信頼性の判断基準になります。
チベタンスパニエルの大きさと毛色
チベタンスパニエルの成犬は体高約23〜28cm、体重約4〜7kgの小型犬です。被毛はシルクのようになめらかで、首まわりに豊かな飾り毛を持ち、尾はふさふさと背に巻き上がります。毛色はフォーン、ゴールド、クリーム、ブラック、ホワイト、ブリンドルなど多彩で、パーティカラー(2色以上の混色)もみられます。被毛が長く美しいため、日常的なブラッシングで艶を保つのが理想的です。
チベタンスパニエルの平均寿命となりやすい病気
チベタンスパニエルの平均寿命は約12〜15歳といわれ、比較的長生きする犬種です。
かかりやすい病気としては、進行性網膜萎縮(PRA)、膝蓋骨脱臼(パテラ)、呼吸器系のトラブルなどが挙げられます。
これらは遺伝や体の構造による傾向があるため、ブリーダーからお迎えするときには健康チェックが大切です。定期的な健康診断と適度な運動、体重管理を心がけることで、発症リスクを下げることができます。
チベタンスパニエルの飼い方や注意点
チベタンスパニエルの飼い方は、、運動・食事・被毛ケア・しつけをバランスよく整えることが鍵です。運動量は1日1時間程度の散歩+室内遊びで十分と言われています。
食事は体重と活動量に合った質の良いドッグフードを基準に、肥満を防ぐために量を調整しましょう。被毛はシルキーな中〜長毛で、週に1〜2回のブラッシングが目安ですが、換毛期の際はもう少し頻度を上げる必要があります。 しつけは独立心が強いため、早期の社会化と褒める・ご褒美などのポジティブな強化を用いた方法が効果的です。
日中長時間ひとりにされるとストレスから吠える・いたずらをすることがあるため、普段から一緒に過ごす時間を大切にしましょう。
チベタンスパニエルの起源や歴史
チベタンスパニエルは、ヒマラヤ山脈のチベット地方で、少なくとも2000年以上前から僧院で飼育されてきた犬種です。 仏教信仰のもと、僧侶の膝の上に寄り添ったり、寺院の塀の上から見張りをしたりする役割を果たしました。
「小さなライオン(little lion)」と称されたこともあり、王族への贈り物として取引されることもありました。 “スパニエル”の名が付いているものの、実際には猟犬系のスパニエル種とは系統が異なり、コンパニオン(伴侶)犬としての歴史を持っています。
【FAQ】チベタンスパニエルに関するよくある質問
Q.
チベタンスパニエルは初心者でも飼いやすい?
A.
比較的飼いやすい犬種で、小型かつ運動量も過度ではなく、室内飼育にも向いています。ただし、飼い主とのふれあいを求める傾向があり、長時間の単独放置には注意が必要です。早期社会化と一貫したしつけがあれば、初心者でも良好な関係を築けます。
Q.
チベタンスパニエルは抜け毛が多い?
A.
被毛は長め・中程度の厚みがあり、季節の換毛期には抜け毛量が増える傾向があります。通常は週1〜2回のブラッシングで対応できますが、換毛期は頻度を上げ、抜け毛をこまめにケアしましょう。
Q.
チベタンスパニエルを飼うときに注意すべきことは?
A.
警戒心が強く、見知らぬ人に対して吠えることがあるため、早期からの社会化と適切なしつけが重要です。 単独で長時間留守にされるとストレスやいたずらの原因になるため、家族と過ごす時間を確保できる環境が望ましいです。信頼できるブリーダーを通じて健康管理された子犬をお迎えすることが、長く健全に暮らすための第一歩です。