ポンスキーってどんなミックス犬?成犬の大きさや値段、飼いやすさは?

更新日:2025年7月31日

名前は聞いたことあるけど、ポンスキーってどんな犬?と思ったことはありませんか?

ポンスキーは、ポメラニアンとシベリアンハスキーのミックス犬で、両親犬の良いところを受け継いだ愛らしい容姿と個性的な魅力から、SNSを中心に注目を集めています。

このコラムでは、ポンスキーの大きさや性格、飼い方のポイントやお迎えの方法まで、はじめての方にもわかりやすくご紹介します

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ポンスキーってどんな犬?

毛色が違う2頭のポンスキー

それでは早速、ポンスキーに関する「知っておきたい基本的な情報」を見ていきましょう。

ここでは、ポンスキーのルーツや注目されるようになったきっかけについてご紹介します。

ポンスキーはポメラニアンとハスキーのミックス犬!

ポンスキーとは、ポメラニアンとシベリアンハスキーという2種類の犬を両親にもつミックス犬のことを指します。

ポメラニアンのぬいぐるみのようなフォルムと、ハスキーのクールなイケメンフェイスを併せもっているのが特徴です。ミックス犬であるため、両親のどちらの特徴が強く出るかによって印象が変わるのも、ポンスキーの魅力といえるでしょう。

顔立ちや毛色、目の色などもさまざまで、唯一無二の成長をみれるのも、飼い主だけの楽しみとなります。

ポンスキーの起源は?きっかけはSNS?

ポンスキーは2011年ごろにSNSで拡散された子犬の写真が始まりとされています。

拡散された写真は実際にはポンスキーではなくフィンランド原産の「ラップフンド」という犬種でしたが、かわいい姿が大きな反響を呼び、その人気から2012年にポメラニアンとハスキーの交配が始められました。

こんなふうに、ポンスキーはSNSで広まったちょっとした誤解がきっかけで本当に誕生することになったという、ちょっとユニークな背景をもつミックス犬といわれています。

日本では2015年頃から海外発の動画や写真がSNSやYouTubeで広まり、犬好きの間で注目を集めました。現在はメディアやペット情報サイトでも特集され、認知度がさらに高まっています。

 

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ポンスキーの成犬の大きさは?

ポンスキーは、成犬になったときの大きさにばらつきがあるミックス犬です。親犬であるポメラニアンとハスキーの体格差が大きいため、どちらの特徴をどれだけ受け継ぐかによって、成犬時のサイズも変わってきます。

小さめなポンスキーであれば体高は30cm前後、体重は7kg前後と室内でも飼いやすいサイズ感ですが、ハスキーの血が濃いと中型犬並みに育つこともあります。

おおよその目安は以下のとおりです。

  • 体高:約30〜45cm
  • 体重:約7〜15kg

生後1年で成犬としての大きさに達するとされており、一般的にオスのほうがやや大きくがっしりした体つきになる傾向があります。

理想のサイズが決まっている場合は、ブリーダーに親犬の体格や繁殖方針を事前に確認しておくと安心です。

ポンスキーの外見の特徴

顔タイプが違う2頭のポンスキー

ポンスキーは、見た目の愛らしさでも注目を集めているミックス犬です。

ここでは、そんなポンスキーの外見について、毛色や目の色などの特徴をみてみましょう。

ポンスキーの毛色や毛質は?

ポンスキーの毛色や毛質は、ポメラニアンとハスキー、どちらの遺伝子を強く受け継ぐかによってさまざまな特徴があらわれます。

幅広いバリエーションが存在しますが、一般的に以下のような毛色が多いようです

  • ブラック&ホワイト
  • シルバー系
  • タン系
  • オレンジ
  • ブラウン
  • クリーム
  • ピュアホワイト

また、ハスキー特有の顔まわりの模様(マスク)が入るかはその子によって異なるため、愛犬ならではの個性が楽しめるのもポンスキーの魅力のひとつとなっています。

毛質は基本的にダブルコートで、全体的にもこもこ・ふわふわとした手触りが魅力。抜け毛が多くなる換毛期(春・秋)には、こまめなブラッシングやトリミングでのケアが大切です。

ポンスキーの目の色は何種類?

ポンスキーの目は、見た目の個性やかわいさをぐっと引き立てるチャームポイントのひとつです。

ハスキーの血が濃いと透き通るようなブルーの瞳になることもあり、その印象的な目元に心を奪われる人も少なくありません。ほかにも、ブラウンやアンバー(琥珀色)、左右の目の色が違う「オッドアイ」など、個体によってさまざまです。

顔立ちはハスキーに似つつも、目の形はポメラニアンらしい丸さが出ることが多いようです。鼻の色も黒やピンク、ツートーンなど個性豊かで、成長や季節によって少しずつ変化することもあります。

ポンスキーの性格

ポンスキーがボールをくわえて走っている

ポンスキーの性格は、明るく元気いっぱいで家族を笑顔にしてくれる存在です。

ポメラニアンの賢さとハスキーの自由さをバランスよく受け継いでおり、「ハスキーほどマイペースすぎず、でも面白くて愛嬌たっぷり」といった性格の子が多いようです。活発で遊ぶことが大好きな子が多く、ボール遊びや引っ張りっこなど、一緒に楽しめる時間をとても大切にします。

社交的な性格で、ほかの犬とも仲良くできるタイプが多く、多頭飼いにも向いているでしょう。一方で、少し慎重な一面もあるため、それぞれの性格にあわせた接し方が大切です。

家族とのコミュニケーションが、ポンスキーの魅力をさらに引き出してくれるはずです。

 

以下の記事では、ポンスキーの親であるポメラニアンの性格について紹介しているので、参考にしてみてください。

ポンスキーは飼いやすい?しつけは?

ポメラニアンとハスキーがくっついて座ってる

見た目は小さく愛らしいポンスキーですが、実際に飼うとなると「飼いやすいの?」「しつけは難しいの?」と気になる人も多いでしょう。

ここでは、ポンスキーとの暮らし方やしつけのポイントついてわかりやすく解説していきます。

ポンスキーの基本的な飼い方

ポンスキーは、毎日をアクティブに楽しめる魅力があります。

運動量が多いため、1日2回30分以上のお散歩に行き、定期的にドッグランなどの広い場所で思いきり遊ばせてエネルギーを発散させてあげましょう。肥満予防や問題行動を抑えることにつながります。雨の日には、知育玩具などの頭を使う遊びで脳の刺激を促すことも有効でしょう。

また、毛量と抜け毛が多いため、コミュニケーションの一環としてブラッシングを毎日欠かさずに行ってください

夏場の温度管理はしっかりと行ってください。暑さに弱いため、冷却マットや通気がいい環境を用意してあげることも大切です。

ポンスキーのしつけ

ポンスキーは頑固な一面をみせることもあるため、しつけは根気強く続けることが大切です。

子犬のうちから社会化トレーニングを積極的に行い、さまざまな人やシチュエーションに慣れさせることで苦手なものを作らないようにすることが重要です。ただし、ベースとしては賢い性質をもつため、トイレの場所や簡単な芸は比較的はやく覚えることができるでしょう

また、ポメラニアンの「吠えやすい」性質とハスキーの「おしゃべり」な性質を受け継ぐため、吠えやすい傾向があるようです。

子犬のころから落ち着かせるしつけを心がけ、要求吠えなどがエスカレートしないように注意しましょう。叱るよりも褒めることを多く取り入れたしつけが効果的で、ご褒美におやつを用意するのも良い方法です。

甘えん坊な子は分離不安になりやすいため、留守番をさせる場合は少しずつ慣れさせるトレーニングが必要です。

 

以下の記事では、ポンスキーの親であるポメラニアンのしつけ方なども紹介しているので、参考にしてみてください。

ポンスキーがかわいそうといわれる理由

ポンスキーが「かわいそう」といわれるのは、体格差のある犬種を交配させることで母犬や子犬に負担がかかる場合があるためです。

無理な繁殖によって健康に問題を抱える子犬が生まれるケースも少なくないため、人間のエゴによって「かわいそう」な状況が生まれると指摘されることがあります。

ただし、体の大きなハスキーが母親であれば、流産や難産などのリスクは抑えられると考えられています。

ポンスキーを迎える際には、かならず母犬と父犬の組みあわせを確認するようにしましょう。

また、見た目がかわいいからといって安易に飼い始めることはせず、運動・環境・心のケアをしっかり行える環境を整えてから迎える準備を始めてください。

ポンスキーの値段と迎え方

ポンスキーの子犬が草むらで笑っている

ポンスキーって高いの?」「どこで出会えるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

ポンスキーはまだ日本では珍しい犬種なので、値段や迎え方については事前の情報収集が必要です。

ここでは、ポンスキーの価格相場や信頼できる迎え方のポイントについて、初心者の方にもわかりやすく解説します。

ポンスキーの価格相場

ポンスキーの平均価格は、2025年6月の時点で約40万円前後とされています。

日本のペットショップで出会えることは少ないため、値段に幅が出やすいのが特徴です。

海外では20万〜150万円ほどで販売されており、これは血統、親犬の性格や子犬の健康状態、毛色・目の色、月齢などによって大きく変わります。

ポンスキーはどこから迎える?

ポンスキーを迎えるなら、信頼できるブリーダーからのご縁を探すのがおすすめです。ペットショップではほとんど取り扱いがなく、そもそも出会える機会が非常に限られています

ブリーダーであれば、親犬の性格や体格、きょうだい犬の傾向からポンスキーの将来の姿をある程度イメージしやすくなります

何より、困ったときに相談に乗ってくれる心強い存在になってくれるのも大きなポイントです。

 

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ポンスキーの寿命とかかりやすい病気

ポメラニアンとハスキーが芝生で座ってる

ポンスキーと長く健やかに暮らしていくためには、平均寿命や気をつけたい病気について知っておくことが大切です。ミックス犬ならではの特徴も踏まえて、健康管理のポイントを見ていきましょう。

ポンスキーの平均寿命は?短命って本当?

ポンスキーの平均寿命はおよそ12〜15年とされており、決して「短命」な犬種ではありません。

小型〜中型のミックス犬としては一般的な寿命です。

親犬であるポメラニアンとハスキーの健康な面を引き継ぐ、比較的丈夫な子が多いともいわれています。ただし、ミックス犬ならではの個体差や遺伝性疾患のリスクがゼロではないため、日々の健康管理はとても大切です。

ケガを防ぐための環境管理や、定期的な健康チェックを心がけることで、元気に長生きしてくれるでしょう。

ポンスキーがかかりやすい病気は?

ポンスキーは比較的健康な犬種とされていますが、親犬のポメラニアンやハスキーがかかりやすい病気には注意が必要です。

犬種それぞれの注意したい病気をまとめましたので参考にしてください。

両犬種 ポメラニアン ハスキー
アレルギー性皮膚炎 膝蓋骨脱臼(パテラ) 股関節形成不全
白内障 気管虚脱 進行性網膜萎縮(PRA)
膝や股関節の関節疾患 歯周病などの口腔トラブル 甲状腺機能低下症

これらのリスクを下げるには、定期的な健康チェックに加え、滑りにくい環境を整えたり、体重管理、歯や耳のケアを日ごろから意識して行うようにしましょう。

適度な運動は精神的ストレスを和らげ、健康寿命を延ばすことにもつながります。

まとめ|小さなハスキー?ポンスキーは遊び好きでちょっと気まぐれなミックス犬!

ポンスキーは、ポメラニアンのかわいらしさとシベリアンハスキーのかっこよさをあわせ持つ、まさに“いいとこどり”のミックス犬です。

ブルーの目やふわふわの被毛、ユニークな性格など、見た目も中身も魅力たっぷり。迎える前に性格や特性をしっかり理解し環境を整えてあげれば、ポンスキーは家族にたくさんの笑顔を届けてくれる存在になってくれるはずです。

愛犬ブリーダーでは、犬と人の幸せな暮らしをサポートするため、お役立ち情報をコラムとして発信しています。
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この記事の監修者 愛犬ブリーダー事務局
動物が大好きなメンバーがコラムを監修しています。ペットショップでのスタッフ経験もあり、愛犬・愛猫と生活をしながら、休日にはドッグカフェやアニマルカフェに足を運ぶことも。
愛玩動物飼養管理士、いぬ検定、少額短期保険募集人の資格を保有。
豊富な知識と経験を活かし、役立つ情報をお届けします。

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