マルチーズのカットスタイル大解説!テディベアカットが人気?トリミング頻度や料金も紹介
公開日:2025年7月30日
更新日:2025年7月31日

マルチーズは、その純白で絹のような被毛が魅力の犬種です。毛が伸びつづけるため、さまざまなカットスタイルを楽しむことができ、飼い主の好みやライフスタイルにあわせて個性的なトリミングが可能です。
この記事では、マルチーズの人気カットスタイルの種類はもちろん、トリミングの頻度や料金、自宅でできるお手入れ方法についても詳しくご紹介していきます。
[目次]
マルチーズのカットスタイル11選を一覧でチェック!
マルチーズのカットスタイルは非常に豊富で、かわいらしいものから個性的なものまで、さまざまな種類があります。それぞれのカットの印象を4つのカテゴリーに分けてみました。早速みていきましょう。
定番・王道カット | テディベアカット |
パピーカット | |
サマーカット | |
被毛を生かしたこだわりカット | トップノット |
フルコート | |
おしゃれカット | アフロカット |
アシメカット | |
おパンツカット | |
シュナウザー風カット | |
個性派カット | ライオンカット |
エレガントカット |
マルチーズの定番カットスタイル3選
マルチーズのカットスタイルの中でも特に人気が高く、定番として親しまれている短めのスタイルを3種類ご紹介します。
どのスタイルもマルチーズの愛らしさを引き出しつつ、お手入れのしやすさも兼ね備えています。
テディベアカット|丸いカットがかわいい!1番人気の王道スタイル
テディベアカットは、マルチーズのカットスタイルの中でも特に人気があり、その名のとおり「くまのぬいぐるみ」のようなかわいらしい印象を与える王道スタイルです。
特に顔周りの毛をふわふわに、そして丸く整えることで、マルチーズのくりくりとした目をいっそう引き立て、幼い印象を強調します。
耳の毛は、短く丸くカットするスタイルと、少し長さを残してふわふわ感を出すスタイルがあり、耳の長さによって全体の雰囲気を変えることも可能です。
テディベアカットは、お手入れのしやすさも魅力の一つです。ただし、ご飯を食べた後に口周りが汚れやすいので、食後のお手入れはこまめに行ってあげましょう。
パピーカット|ふわもこフォルムで子犬感たっぷり!
パピーカットは、その名のとおりマルチーズを子犬のようなかわいらしいフォルムに仕上げるスタイルです。
このカットは、成犬のマルチーズでも幼い印象を与えたいと考える飼い主に特に人気があります。
顔周りや耳の毛を少し長めに残し、全体的に丸みをもたせることで、子犬特有のあどけなさやふわふわ感を表現します。
目と口周りの毛は短くカットするのがポイントで、これにより幼さが際立ちます。
毛を長めに残す分、毛玉ができやすくなるため、毎日の丁寧なブラッシングが欠かせません。
サマーカット|夏にぴったり!短めすっきりスタイル
サマーカットは、マルチーズが暑い季節を快適に過ごせるよう、全身を短くすっきりとカットするスタイルです。
特に体全体をバリカンで短く刈り込むのが特徴で、毛を5~10mm程度残すのが一般的です。
短くカットすることで毎日のブラッシングの手間が減り、シャンプーで汚れを落としやすくなるのが大きなメリットです。しかし短くしすぎると、マルチーズのデリケートな皮膚が夏の強い紫外線に直接さらされ、日焼けや皮膚トラブルの原因になる可能性があるので注意が必要です。
また、短くしすぎた場合には、熱中症のリスクを高める可能性や、毛質が変わってしまうおそれもあります。トリマーと相談して適切な長さを決めることが重要です。
マルチーズの被毛を生かしたスタイル2選
ここでは、マルチーズ被毛の美しさを存分にアピールできる2つのスタイルをご紹介します。
トップノット|女の子に人気!リボンでアレンジも
トップノットは、マルチーズの頭頂部の毛を長く伸ばし、リボンやヘアゴムで結び上げるスタイルで、特に女の子のマルチーズに非常に人気があります。
頭の毛をまとめることで、食事の際に毛が口に入り込んだり、目が毛で隠れてしまったりするのを防ぎ、衛生面でのメリットもあります。
また、リボンの色やデザインを変えたり、三つ編み二つ結びにしたりと、飼い主のセンスが光るスタイルでもあります。
トップノットを美しく保つためには、頭部の毛を健康的に長く伸ばす必要があり、毎日の丁寧なブラッシングと毛玉ケアが欠かせません。
フルコート|マルチーズの伝統的なスタイル
フルコートは、被毛をカットせずに長く伸ばし、その美しさを最大限に生かす伝統的なスタイルです。
絹のように長く、純白の被毛が全身を覆うこのスタイルはドッグショーなどでもよくみられ、マルチーズの気品と優雅さを象徴するものです。
しかしフルコートを維持するには、非常に手厚いケアが不可欠です。
特に、静電気が発生しやすい冬場や、洋服を着せる場合は毛玉ができやすくなるため、より入念なケアが求められます。
手間はかかりますが、愛犬が少しずつ美しく整っていく様子を楽しめるのも、このスタイルならではの魅力といえるでしょう。
マルチーズのおしゃれカットスタイル4選
マルチーズのカットスタイルは、個性的なおしゃれを楽しめるスタイルも豊富にあります。愛犬の個性を引き出したい、ほかの子とは一味違う雰囲気にしたいと考える飼い主には、以下の4つのスタイルがおすすめです。
アフロカット|おしゃれでポップな印象に
アフロカットは、マルチーズの頭部を丸く、まるでアフロヘアのようにボリュームをもたせてカットする、おしゃれでポップな印象を与えるスタイルです。
このカットは、顔周りの毛と耳の毛の境目を作らず、一体化させて頭全体を大きな丸いシルエットに仕上げるのが特徴です。
マルチーズの毛質はストレートなため、アフロカットは難しいとされていますが、毛量の多い子であれば頭の毛が立ち上がりやすく、アフロカットに挑戦できる場合があります。
しかし、このスタイルを維持するためには、日々の丁寧なブラッシングと定期的なトリミングが欠かせません。
毛玉ができやすい部分でもあるため、こまめなケアが必要になります。
アシメカット|左右非対称でファッション性抜群!
マルチーズのアシメカットは、左右非対称なデザインが特徴で、ファッション性抜群のカットスタイルです。
顔周りの毛の長さを左右で変えたり、片方の耳の毛を短くし、もう片方を長く残したりすることで、個性的で遊び心のある印象を与えます。
このスタイルは、左右のバランスや毛の流し方によって、マルチーズのさまざまな表情を作り出すことができ、愛犬の個性をよりいっそう引き立てることができます。
アシメカットをきれいに維持するためには、トリマーの技術が重要になるため、経験豊富なトリマーに相談することをおすすめします。
また、日々のブラッシングで毛の流れを整えることも大切です。
おパンツカット|SNSでも話題!かわいいお尻に
マルチーズのおパンツカットは、SNSでも話題を集めているかわいらしいカットスタイルです。
マルチーズのお尻を強調して、まるでフリル付きのパンツをはいているかのようにみせるのが特徴です。
お尻周りの毛を丸くボリュームをもたせて残し、太もも部分から足先にかけてはスッキリと短くカットすることで、お尻のふわふわ感を際立たせます。
ただしお尻の毛をきれいに保つためには定期的なお手入れと毛玉の予防が重要です。
特に排泄後に汚れがつきやすい部分なので、こまめに拭いてあげるなど日々のケアを丁寧に行うことで、いつでもかわいらしいスタイルを維持できます。
シュナウザー風カット|雰囲気を変えてみたい方に◎
シュナウザー風カットは、マルチーズの雰囲気をガラリと変えたいと考える飼い主にぴったりの個性的なカットスタイルです。
顔周りの毛を四角くカットすることで、シュナウザーのようなキリッとした印象を与えつつ、マルチーズのくりっとした目を強調し、表情のかわいらしさを際立たせます。
耳の毛を短くしたり、少し長めに残したりと、アレンジの幅も広いため、愛犬にあわせたオリジナルのスタイルを作り出すことができます。
このスタイルは、特に毛量が豊富で、しっかりとした毛質のマルチーズによく似合うでしょう。
マルチーズの個性的なカットスタイル2選
マルチーズのカットは、白い被毛を生かした個性的なスタイルも楽しめます。愛犬の魅力を最大限に引き出し、周囲の注目を集めること間違いなしです。
ライオンカット|インパクト大!男の子に人気のスタイル
ライオンカットは、その名のとおり、まるでライオンのたてがみのように首周りの毛を長く残し、体全体は短くスッキリとカットする、インパクト大の個性的なスタイルです。
特に男の子に人気があり、ワイルドでありながらもマルチーズの愛らしさを失わない絶妙なバランスが魅力です。
しっぽの先端にだけ毛を残し、フサフサにすることで、よりライオンらしい特徴を際立たせることもできます。
ただし、首周りの毛を長く保つためには、日々の丁寧なブラッシングと毛玉ケアが重要になります。
エレガントカット|洋犬らしい上品なシルエット
エレガントカットは、マルチーズ本来の洋犬らしい上品さと優雅さを最大限に引き出すスタイルです。
このカットは、体は短めにスッキリとカットしつつ耳の毛や足の毛を長めに残すのが特徴です。
特に女の子のマルチーズに人気がありますが、男の子でもその気品をアピールできるためおすすめです。
ただし、長く残す部分は毛が絡まりやすいため毎日欠かさずにブラッシングを行い毛玉を予防する丁寧なケアが不可欠です。
マルチーズの理想のカットの注文の仕方は?
マルチーズのトリミングで理想のカットを実現するためには、愛犬にあったトリミングサロンを選ぶことと、トリミングサロンでの注文の仕方が非常に重要です。詳しくみていきましょう。
トリミングサロンを選ぶ4つのポイント
マルチーズのトリミングサロンを選ぶ際は、愛犬が快適に過ごせる環境であるかどうかが重要です。以下の点を参考に、信頼できるサロンをみつけてください。
①トリマーの専門性
マルチーズの毛質やカットスタイルに関する知識が豊富で、それぞれの犬に合ったカットを提案できるトリマーが在籍しているか確認しましょう。過去のカット事例がウェブサイトやSNSに掲載されているかをみるのも良い方法です。
②衛生管理
サロン内が清潔に保たれているか、衛生管理体制が整っているかをチェックできるとよいでしょう。
③犬への配慮
トリミング中、極力ストレスを感じないように工夫がされているか、トリマーの犬への接し方が丁寧かどうかも重要なポイントです。予約時のカウンセリングで、愛犬の性格や健康状態について詳しく聞いてくれるサロンを選ぶと安心です。
④料金体系の明確さ
基本料金に含まれるサービス内容や、毛玉料金などの追加料金について、事前に明確な説明があるかを確認しましょう。
写真などで具体的にイメージを伝える
マルチーズのトリミングで理想のカットを実現するためには、トリマーに具体的なイメージを明確に伝えることが不可欠です。
「短め」や「長め」、「サマーカット」や「テディベアカット」といった漠然とした言葉だけでは、トリマーとのイメージのズレが生じてしまう可能性があります。そのため、インターネットやSNSなどでみつけた、希望するカットスタイルの写真や画像を複数枚用意し、それをみせながら具体的に説明する方法が理想的です。
希望する部分の長さを「2cm残してほしい」など具体的なミリ数で伝えることも、より正確な仕上がりにつながります。
トリミングサロンによっては、トリマー自身がカット事例の写真をたくさんもっている場合もあるので、それらをみながら相談するのも良いでしょう。
マルチーズのトリミング頻度や料金は?
マルチーズのトリミングの頻度や料金については、多くの飼い主が気になる点でしょう。ここでは、マルチーズのトリミング頻度の目安と、一般的な料金相場について詳しく解説します。
トリミングサロンによって料金体系やサービス内容が異なるため、あくまで目安として参考にしてください。
マルチーズのトリミング頻度はどれくらい?
マルチーズのトリミング頻度は、一般的に月に1回程度が目安とされています。
マルチーズの被毛は抜け毛が少ないシングルコートですが、放っておくと毛が伸び続け、絡まりやすく毛玉ができやすい特徴があります。
特に静電気が発生しやすい冬場や、洋服を着せることが多い場合は、毛玉ができやすくなるため、月1回のトリミングが推奨されます。
また、目指すカットスタイルによっても適切な頻度は異なるため、担当のトリマーに相談して、愛犬に合ったトリミングの頻度を決めるのが良いでしょう。
短くカットするスタイルであれば頻度を減らすことも可能ですが、極端に短くしすぎると毛質が変わってしまう可能性もあるため注意が必要です。
マルチーズのトリミング料金はいくら?
マルチーズのトリミング料金は、サロンや地域、カット内容によって異なりますが、一般的な相場はシャンプーと全身カット込みで5,000~10,000円程度とされています。
多くのトリミングサロンでは、6,000円前後が目安となることが多いようです。都心部の有名店や高級サロンでは、10,000円を超えるケースも珍しくありません。
料金には、シャンプー、リンス、爪切り、耳掃除、足裏バリカン、足回りカット、肛門絞りなどが含まれていることが一般的です。
ただし、毛玉やもつれがひどい場合や、犬が極度に暴れて保定に手間がかかる場合は、追加料金が発生するケースがあります。
サロンによっては、部分カットや顔カットに追加料金を設定しているところもあります。初めて利用するサロンでは、事前に料金体系や追加料金について確認しておくと安心です。
自分でできるマルチーズのお手入れ
マルチーズの美しい被毛を維持するためには、定期的なトリミングサロンでのケアだけでなく、自宅で日常的に行うお手入れも非常に重要です。
ここでは、飼い主が自分でできるマルチーズのお手入れ方法をご紹介します。
定期的なブラッシング
マルチーズの被毛は、絹のようにやわらかく美しい反面、細くて絡まりやすく、毛玉やもつれができやすい特徴があります。
ブラッシングには毛を整えるだけでなく、血行促進や皮膚病予防、そして愛犬とのスキンシップといったさまざまなメリットがあります。
ここでは、ブラッシングの正しい手順と、各ブラシの役割を順を追ってご紹介します。
①スリッカーブラシで毛玉やもつれをほぐす
最初に使うのはスリッカーブラシです。細い金属製のピンがL字型に配置されており、毛玉やもつれを効果的にほぐすのに適しています。
特に毛玉ができやすい脇の下、内股、耳の裏、胸、足先などを中心に、優しく梳かしましょう。
皮膚を傷つけないよう、力を入れすぎず、毛の根元から毛先に向かってブラッシングするのがコツです。
毛玉がひどい場合は、指で軽くほぐしながら進めましょう。
②ピンブラシでふんわり整える
毛玉を取り除いた後のブラッシングには、ピンブラシが便利です。ピンの先端が丸くなっているため、皮膚への刺激が少なく、ふんわりと毛を整えたいときに適しています。
毛を長く伸ばしている子や、トリミング直後の整え用にも活躍します。
③コームで細部のチェック
スリッカーブラシの後は、コームで細かい抜け毛や毛玉の残りをチェックしながら整えます。
顔周りや口の近く、足先などのデリケートな部分は、金属製のコームでやさしく梳かすのが安全です。コームがスッと通れば、毛玉が残っていないサインです。
④獣毛ブラシで仕上げとツヤ出し
最後に使用するのが獣毛ブラシです。天然毛でできており、被毛に自然なツヤを与え、表面のほこりやフケも取り除いてくれます。
ブラッシングの仕上げに使うことで、マルチーズ本来の美しい毛並みがより際立ちます。
爪切り・耳掃除・歯磨き
マルチーズの快適で健康な生活には、爪切り・耳掃除・歯磨きといった日常ケアも欠かせません。トリミングサロンに任せることもできますが、家庭で定期的に行うことで、体調の変化や異常に早く気付けるというメリットがあります。
爪切り
爪が伸びすぎると、歩きにくくなったり、折れて出血したりする場合もあります。初心者の方は、動物病院やサロンで正しい方法を教わると安心です。
耳掃除
マルチーズは垂れ耳のため、耳の中が蒸れやすく汚れがたまりがちです。専用のクリーナーとコットンでやさしく拭き取りましょう。無理に毛を抜くと炎症の原因になるため、判断に迷う場合はプロに相談しましょう。
歯磨き
歯周病は口内だけでなく全身の健康にも影響します。子犬のころから歯磨きの習慣をつけることで、歯石・口臭の予防になります。歯ブラシ・ペースト・シートなど、犬用のケア用品を使い、毎日少しずつつづけることが大切です。
どのケアも、無理に行うとストレスになる可能性があります。嫌がる場合は少しずつ慣らし、ご褒美を活用しながら進めましょう。どうしても難しい場合は、プロにお任せしましょう。
マルチーズのカットに関するよくある質問4選!
ここでは、マルチーズのカットに関してよくある4つの質問にお答えします。
マルチーズのカットは自分でやってもいい?
マルチーズのカットは、安全面やスタイルの仕上がりを考慮すると、プロのトリマーに任せるほうが賢明だといえます。マルチーズの被毛は細くやわらかく、慣れていないとハサミやバリカンで皮膚を傷つけてしまうリスクがあるからです。
しかし、自分でできるお手入れもあります。
たとえば、目に入りやすい顔周りの毛、足裏の毛、お尻周りの毛など、衛生面にもかかわる部分はケアができると愛犬の快適な生活にもつながります。
もし自分でカットに挑戦したい場合は、足先や足裏、お尻周りなど、比較的リスクの低い部分から始めてみるのがおすすめです。
難しいと感じる場合は、無理をせずトリミングサロンや動物病院で相談し、プロに任せるようにしましょう。
バリカンは何ミリくらいの長さがいい?
マルチーズのバリカンのミリ数は、一般的に、サマーカットのように全身を短くしたい場合は、5〜10mm程度のバリカンが使われることが多いようです。
ただし希望するカットスタイルや季節、毛質、そして皮膚の状態によって異なります。
地肌がみえるほどの短さにする場合は、被毛にもともと備わっている保護機能を失ってしまうデメリットもあります。そのため、最低でも2〜3cmは毛を残すようにトリマーと相談するのがおすすめです。
また、部分的なカットであれば、足裏の毛は汚れや滑りを防ぐために短くカットすることが多く、短いミリ数の刃(たとえば0.5mm〜1mm程度)を使用することが一般的です。
トリマーに相談すれば、愛犬の毛質やライフスタイルにあわせた最適なミリ数を提案してもらえるでしょう。
子犬のカットを始める時期は?
マルチーズの子犬のカットを始める時期は、一般的に生後3か月以降で、最後のワクチン接種が終了してから2週間から1か月後が目安とされています。
ただし、長時間の拘束や、慣れないハサミやバリカン、シャンプーの音や感触は、ストレスの原因となる可能性も考えられます。嫌な経験からくるトラウマを避けるためにも、特に慎重に進める必要があります。
いきなり全身カットを行うのではなく、最初は部分カットから始めるのがおすすめです。
自宅でブラッシングなどを通して、子犬のころから体に触られることに慣れさせておくのも、トリミングをスムーズに進めるための大切な準備となります。
マルチーズのシニア犬におすすめのカットは?
マルチーズのシニア犬におすすめのカットスタイルは、何よりも愛犬への負担を最小限に抑え、快適に過ごせることを優先したスタイルです。
そのため、シニア犬にはバリカンを使用した、サマーカットのように全身を短めにそろえるスタイルが特におすすめです。
全身を短くすることで、トリミングの頻度を減らせるだけでなく、日常のお手入れも格段に楽になります。
また、シニア犬のトリミングでは、体調の変化や発作がおきる可能性も考慮し、動物病院に併設されたトリミングサロンを利用するなど、万が一の事態に備えた配慮も重要になります。
トリマーに愛犬の健康状態や持病を詳しく伝え、無理のない範囲でのトリミングをお願いしましょう。
まとめ|マルチーズの人気カットは、かわいくてお手入れしやすい短めカット!
ご紹介してきたように、マルチーズはさまざまなカットスタイルを楽しむことができます。そして、トリミングは見た目を美しく保つだけでなく、毛玉や皮膚トラブルの予防、衛生面の維持にも欠かせません。
愛犬にぴったりのカットスタイルをみつけて、毎日のおしゃれと健康管理を楽しみましょう。
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