シェルティは小型犬と中型犬どっち?実際の大きさや、賃貸飼育時やペット保険での分類について解説

更新日:2025年5月23日

シェルティと呼ばれる「シェットランドシープドッグ」は小型犬として扱われることが多いですが、見た目や成長度合いによって中型犬と間違えられることも少なくありません

トリミングサロンでの料金設定や、ペット可物件に住む場合に小型犬と中型犬のどちらに該当するのか、迷う方も多いでしょう。

このコラムでは、シェルティの実際の大きさや分類基準について詳しく解説します。

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シェルティの大きさは?

まずは、シェルティの実際の大きさについてみていきましょう。

シェルティの標準的な体高と体重

シェルティの標準的な体高と体重は以下の通りです。

  • 体高:約33~40cm
  • 体重:約7~11kg

性別によってもサイズに違いがあり、オスの方がやや大きくなる傾向があります。 個体差も大きく、筋肉のつき方や骨格バランスによって体重や見た目が異なることも特徴です。

体高だけでいえば、柴犬やアメリカンコッカースパニエル、ビーグルなどと同じくらいのイメージとなります。

生後6か月のシェルティの成長目安

生後6か月頃のシェルティは、成長スピードがやや落ち着き始める時期です。

この頃の体重は6~7キロ前後が目安となりますが、個体差も大きいため一律にはいえません。

骨格や筋肉の発達が進み、見た目や体型に違いが出てきます。食事や運動のバランスを整え、発育に不安がある場合は迷わず獣医師に相談しましょう

ミニチュアサイズのシェルティがいるって本当?

中には、「ミニシェルティ」と呼ばれる標準サイズよりも小柄なシェルティが特定のブリーダーにより作出されています。

大きさ以外の見た目や性格は通常のシェルティとほぼ同じで、愛らしく、活発で賢い性格を持っています。

ミニシェルティは希少性が高いため事前の情報収集や見学の予約が困難となる場合もあり、出会えることはほとんどないかもしれません。

また、過度な小型化を追求すると健康上の問題が生じる可能性があるため、ミニシェルティを家族に迎えたいとお考えの方は専門知識のあるブリーダーからのお迎えをおすすめします

見た目と実際のサイズとのギャップ

シェルティはふわふわした毛がボリュームを出し、実際の体高や体重よりも一回り大きく見えることがほとんどです。

抱き上げたときや健康チェックの際にその小ささに驚くことも少なくありません。

見た目と実際のサイズのギャップを理解しておくことは、ケージやハーネスのサイズ選び、さらには運動量の管理において重要です。

サイズを見誤ると体に合わないグッズを選んでしまう恐れがあるため、特に小さめの個体にも配慮して適した準備を心がけましょう。

小型犬と中型犬の分類基準

犬の「小型犬」「中型犬」といったサイズ分類には、明確な統一基準が存在しません

ここでは、多くの場合に用いられる体重と体高の分類基準について解説していきます。

体重による分類基準

犬種のサイズとして体重を基準に判断される場合、10㎏以下は小型犬10㎏~25㎏は中型犬として扱われるケースが一般的です。

体高による分類基準

体高を基準にした場合は、一般的に30㎝以下は小型犬30~50㎝は中型犬50㎝以上は大型犬と区分されることが多いです。

体重と同様、犬のサイズは公式に定められていないためあくまで目安となります。

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シェルティを賃貸で飼育する際の判断基準

賃貸住宅でシェルティを飼育する場合、まずペット飼育のルールを確認しましょう。

小型、中型などのサイズ分類で制限がある場合と、体重や体高に基づいた制限がある場合に分かれているため、管理会社や大家さんにしっかりと確認してください。

物件によっては小型犬のみ飼育可能とされている場合があり、シェルティは成犬時のサイズで中型犬と判断される場合もあるため注意が必要です。

ペット保険でのシェルティの料金分類

シェルティは一般的に小型犬として分類されることが多いですが、個体によっては体重が10㎏を超えるため、ペット保険では中型犬の分類になる場合も少なくありません

成長後の予想体重も考慮し、中型犬扱いとなる可能性を含めて保険料の仕組みをよく確認しておくことが大切です。

ブリーダーによるシェルティの大きさの違い

シェルティの大きさは、飼育環境や血統、またブリーダーの繁殖方針によって異なります

親犬のサイズから、大きい個体が生まれやすかったり、反対に小さな個体が生まれやすい環境もあるでしょう。

子犬を迎える際には親犬の体格や成長の傾向を確認し、将来のサイズを予測することが大切です。安心して健康で性格の良い犬と暮らすためには、無理な作出をしていない信頼できるブリーダーから迎えることをおすすめします。

シェルティとよく似ている「コリー」との違いを比較

シェルティとコリーは、外見がよく似ているため混同されがちですが、実際には異なる犬種です。

ここでは、シェルティとコリーの大きさと性格の違いを紹介します

シェルティとコリーの体格差

シェルティとコリーのもっとも分かりやすい違いは体の大きさです。

シェルティの体高は40㎝前後、体重は10㎞前後とされていますが、コリーは体高60㎝、体重30㎏程度と大型犬に分類されます。

そのため、体格が大きいコリーは運動量が多く広いスペースが必要となりますが、シェルティは比較的コンパクトな体型のため室内でも飼いやすいといえます。コリーとシェルティの体の大きさにより必要なケアや飼育環境も異なってきますので、飼い主の生活スタイルや住環境に合わせて、どちらの犬種が適しているかを検討することが大切です。

シェルティとコリーの性格の違い

性格面では、コリーもシェルティも知的で穏やかな性質を持っていますが、多少の違いはあります。

性格の違いを以下にまとめましたので、参考にしてください。

  シェルティ コリー
社交性 低め(警戒心がやや強い) 高い(初対面にも友好的)
知能 非常に高い 高い
感受性 繊細で敏感 穏やかで安定している
吠えやすさ 吠えやすい 少ない
しつけのしやすさ 非常にしやすい しやすい
運動量 高い 高い
家族への愛情 非常に深い 深い

まとめ|シェルティは場合によって中型犬と分類されることも!必要に応じてよく確認しよう!

シェルティは一般的に小型犬に分類されますが、個体差が大きく、体重や体高によっては中型犬とみなされることもあります

また、ペット保険や賃貸住宅、トリミングサロンなどでは独自の基準でサイズを判断する場合があるため、事前に各施設やサービスの規定を確認することが大切です。

愛犬の実際のサイズを把握し、適切な対応を心がけましょう。

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この記事の監修者 愛犬ブリーダー事務局
動物が大好きなメンバーがコラムを監修しています。ペットショップでのスタッフ経験もあり、愛犬・愛猫と生活をしながら、休日にはドッグカフェやアニマルカフェに足を運ぶことも。
愛玩動物飼養管理士、いぬ検定、少額短期保険募集人の資格を保有。
豊富な知識と経験を活かし、役立つ情報をお届けします。

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