ポメラニアンのカットはどんな種類がある?人気スタイル10種と注意点などを詳しく解説!

ふわふわの被毛が魅力のポメラニアンには、「柴犬カット」や「たぬきカット」など、見た目の可愛さとお手入れのしやすさを兼ね備えたさまざまなカットスタイルがあります。
愛犬にぴったりのスタイルをみつけることで、可愛さはもちろん、季節や毛質に合わせた毎日のお世話もぐんと楽になります。
この記事では、そんなポメラニアンの人気カットスタイルや自宅でのお手入れ方法、注意点などをわかりやすくご紹介します。
【目次】
- ポメラニアンにカットは必要ない?
- ポメラニアンの人気カット一覧
- ポメラニアンのカットの頻度と値段は?
- ポメラニアンの顔タイプ別おすすめカットスタイル
- ポメラニアンのカットはハサミとバリカンどちらがおすすめ?
- ポメラニアンのカットを失敗しないためのポイント
- ポメラニアンを自分でカットするなら部分カットから始めよう
- ポメラニアンの子犬はいつからカットできる?
- シニアのポメラニアンにおすすめのカットスタイル/li>
- サマーカットのデメリットと注意点
- ポメラニアン特有の「ポメハゲ」の対策
- ポメラニアンのカット【よくある質問】
- まとめ|ポメラニアンはカットを楽しめる犬種!魅力を充分に引き出そう!
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ポメラニアンにカットは必要ない?
ポメラニアンと暮らしていると、定期的なカットが必要なのか悩むこともあるかもしれませんが、結論として、ポメラニアンはカットをしなくても本来の美しさや魅力をキープできる犬種です。
毛玉やもつれ、抜け毛を防ぐため日々のブラッシングは必要で、衛生面や安全面を考慮した足裏やお尻周りの部分カットは定期的に行いましょう。
ただし、季節や健康状態によってはカットが必要なこともあります。
夏場の熱中症リスクが高い場合には、サマーカットを取り入れて通気性を良くするのもひとつの方法です。サマーカットをする場合でも、日焼けや直射日光から皮膚にダメージがいかないよう注意してください。
ポメラニアンの人気カット一覧
そんなポメラニアンですが、ふわふわの毛並みを活かした可愛いカットスタイルがたくさんあります。
特に人気かつ定番なカットスタイルとしては、「柴犬カット」「たぬきカット」「テディベアカット」などがあり、どれもぬいぐるみのような愛らしい姿を楽しめます。
どんなスタイルがあるのかみていきましょう。
【ポメラニアンの人気カット一覧】
- 柴犬カット(豆柴カット)
- たぬきカット
- テディベアカット(くまさんカット)
- チャウチャウカット
- ライオンカット
- あざらしカット
- サマーカット
- まんまるカット
- 桃尻カット
- スタンダードカット
ポメラニアンの柴犬カット(豆柴カット)
ポメラニアンの柴犬(豆柴)カットは、顔周りを丸く整え、耳をシャープな三角形に仕上げることで、柴犬のようなキリッとした印象に仕上がります。
同時に柴犬や豆柴の可愛らしさと凛々しさの両方を楽しめるデザインとして、多くの飼い主に選ばれています。
体は比較的短くカットするため、見た目がさっぱりとして動きやすさも確保でき、暑い季節にもおすすめです。
顔周りの毛を短くしすぎてしまうと柴犬や豆柴本来の雰囲気から逸れてしまうこともあるため、細やかな要望は事前にトリマーに伝えるようにしましょう。
ポメラニアンのたぬきカット
ポメラニアンのたぬきカットは、顔は少し横長になるような意識で丸くカットし、胸や首周りのボリュームを活かすスタイルです。
上から見たときに顔からお尻が自然につながるように、ウエストの毛は残すのがおすすめです。
特に鼻が短い「たぬき顔」のポメラニアンは是非一度チャレンジしてみてください。
毛量や毛質によっては再現が難しいケースもありますが、十分な毛量があればとてもよく似合います。
また、短くカットしすぎるとたぬきらしさが薄れるため、毛のバランスをしっかり調整することが重要です。
ポメラニアンのテディベアカット(くまさんカット)
ポメラニアンのテディベアカットは「くまさんカット」とも呼ばれますが、顔と耳の輪郭をとにかく丸く整えることで、テディベアのような愛らしさを引き出す人気のスタイルです。
ふんわりとした柔らかい被毛を活かしつつ、口元をふっくらと整えることでより優しく柔和な表情を作ります。
トイプードルでもよく知られていますが、ポメラニアン特有のやわらかな毛質によって、より一層ぬいぐるみのような「こぐま感」を強調できます。
食事後は口周りが汚れやすいため、こまめなケアやブラッシングが欠かせません。
ポメラニアンのチャウチャウカット
ポメラニアンのチャウチャウカットは、顔周りの毛を多めに残し体をあえて短めに仕上げることで、顔の存在感がぐっと際立ち、チャウチャウのような印象になります。
耳や顔の毛は長めに残すため、定期的なブラッシングやお手入れを行うことでふわふわの毛並みとチャウチャウカット特有のかわいらしさを長くキープできます。
おしゃれで個性的なスタイルにチャレンジしたい飼い主さんにおすすめです。
ポメラニアンのライオンカット
ポメラニアンのライオンカットは、体の毛を短くカットし、頭部から胸元の毛を「たてがみ」のように残すことで、勇ましいイメージを演出する人気のスタイルです。
しっぽの先にも長めの毛を残すことで、全体のシルエットがより一層ライオンらしく仕上がります。
たてがみ部分は毛玉やもつれが生じやすいため、毎日のこまめなブラッシングなど定期的なケアが欠かせません。
ポメラニアンならではの毛量を活かしたこのカットで、ゴージャスで堂々としたライオンの姿をしながら中身や仕草は可愛いままの「愛犬のギャップ」を感じられるかもしれません。
ポメラニアンのあざらしカット
あざらしカットは、ポメラニアンの全身の毛を丸く均一にカットし、毛の境目をなくしてあざらしのような滑らかなフォルムに仕上げるスタイルです。
このカットでは、耳を寝かせたようなデザインにすることで、あざらし特有の愛嬌やあどけなさをより強く印象づけることができます。丸みと個性を強調したシルエットは非常に珍しく、他のカットスタイルとは一線を画すユニークなデザインです。
ポメラニアンのサマーカット
ポメラニアンのサマーカットは、暑い季節に快適に過ごせるように全身の被毛を短めにカットする人気のスタイルです。
特にお尻周りや胸元を短く整えることで、清潔感を保つことができ、お手入れの負担も軽減されます。
夏の間には、被毛を丸刈りに近いほど短くしてしまうケースも見られますが、極端なカットは紫外線による日焼けや皮膚のトラブルを招きやすいため注意が必要です。皮膚を守るための保湿や日差し対策をしっかり行うことが大切です。
夏限定の一時的なスタイルとして、飼い主さんが工夫してカットしている家庭も多く、涼しげな見た目とお手入れのしやすさから高い人気を誇っています。
ポメラニアンのまんまるカット
まんまるカットは、その名のとおりポメラニアンをふんわりと丸いシルエットに仕上げる、非常にかわいいスタイルです。
ポメラニアンのふわふわした被毛の特徴を活かし、自然な丸みをデザインするのが大きな魅力です。
「あざらしカット」や「テディベアカット」と似たイメージもあるため、満足のいくまんまるカットにするには細かな希望も画像で伝えることで、より理想に近い仕上がりが期待できます。
ポメラニアンの桃尻カット
ポメラニアンの桃尻カットは、可愛いおしりを強調する人気のトリミングスタイルで、被毛を丸く整えてプリプリとした後ろ姿を演出します。
ふんわりとしたフォルムに仕上げることで、歩くたびにおしりの毛がふわふわと揺れ、まるで本物の桃のようにキュートな印象を与えます。
ポメラニアンはお尻周りの毛に汚れが付きやすいため、桃尻カットをすることで衛生面でもメリットがあります。日常のお手入れもしやすいのが特徴で、桃尻カットは実用性と美しさを兼ね備えたスタイルとして、ポメラニアンの可愛さを一層引き立ててくれます。
スタンダードカット
スタンダードカットは、自然な美しさを引き出す毛先を整える程度のもっともポメラニアンらしいカットスタイルです。
被毛のボリュームを損なわず、体のラインを優雅に見せるために定期的なブラッシングが欠かせません。
自然なシルエットを維持しつつ、美しい被毛を保てます。
また、アンダーコートを専用の道具でとかし取り、不要な抜け毛を取り除く「レーキング」という処理方法もあり、通気性を良くすることで皮膚トラブルや毛玉の予防にもつながります。
ポメラニアンのカットの頻度と値段は?
ポメラニアンの美しい被毛を保つには、1〜2ヶ月に一度のトリミングが理想的です。
毛が伸びすぎると毛玉やもつれができやすく見た目も乱れるため、定期的なケアが欠かせません。
カット料金の相場は5,000円〜8,000円ほどですが、「柴犬カット」や「テディベアカット」などのデザインをお願いする場合は1万円を超えることもあります。値段はサロンによって異なるので、事前に確認しておきましょう。
自宅でのセルフカットも可能ですが、プロに任せたほうが安心で、仕上がりもきれいです。
愛犬に合った頻度と予算で無理なく続けることが大切です。
ポメラニアンの顔タイプや毛質によるおすすめカットスタイル
ポメラニアンには「たぬき顔」や「きつね顔」といった顔立ちの違いや、毛質の個体差があります。
これらの特徴を活かすことで、より魅力的なカットスタイルを楽しめます。
ここでは顔タイプに合わせたおすすめのカットをご紹介します。
たぬき顔のポメラニアンに似合うカット
たぬき顔のポメラニアンは、丸みを帯びた優しい表情が魅力的で、多くの飼い主さんに愛される顔立ちです。
その愛らしさをより引き立てるためには、「たぬきカット」や「こぐまカット」「あざらしカット」といった、顔から耳にかけてふんわりと丸みをもたせたスタイルがおすすめです。ぬいぐるみのような柔らかい印象になり、可愛らしさがいっそう際立ちます。
体の毛も適度に残してボリューム感を大切にしながら全体のバランスを整えるのがポイントです。
特に毛量が多いたぬき顔の子にはよく似合うスタイルで、理想的な仕上がりを目指すためには、トリマーと相談しながら細かな長さやフォルムを調整していくのがポイントです。
きつね顔のポメラニアンに似合うカット
きつね顔のポメラニアンは、シャープな輪郭とすっと通った鼻筋が印象的で、凛とした美しさが魅力です。
その魅力を引き立てるスタイルとしては、「スタンダードカット」「柴犬カット」「ライオンカット」がおすすめです。
中でも「柴犬カット」は耳の形や顔のラインが際立ち、キリッとした表情が映えるスタイリッシュな印象に。「ライオンカット」は首元にボリュームを残すことで、メリハリのあるシルエットになり、かっこよさと華やかさを両立できます。
毛質がしっかりしている子が多いため、短めスタイルは清潔感があり、お手入れしやすい点もポイントです。
ポメラニアンのカットはハサミとバリカンどちらがおすすめ?
ポメラニアンのカットにはハサミとバリカンが使われ、それぞれ仕上がりに大きな違いが出ます。
ハサミは細かな調整が可能で、丸みを帯びたフォルムや繊細なラインを綺麗に表現できます。また、部分ごとにニュアンスを変えたりと、さまざまなデザインを楽しめるのが魅力です。
一方バリカンは広範囲を効率よく均一に整えられるため、毛量の多い子やすっきりとしたサマーカットにおすすめ。
ただし刈り上げた境目が目立ちやすいのでトリマーの技術も求められます。
どちらを選ぶかは、ハサミとバリカンそれぞれのメリット・デメリットを理解し、毛質や希望のスタイル、トリマーの経験もふまえて判断することが大切です。
ポメラニアンのカットを失敗しないためのポイント
ポメラニアンのカットでは、イメージと仕上がりが大きく変わってしまい「こんなはずじゃなかった」と失敗した例が少なくありません。
例えば、希望よりも極端に短く切られ変な印象になってしまったり、顔のバランスが悪くなった例もよく見受けられます。
ここでは、カットを失敗しないための方法をご紹介します。
失敗を防ぐオーダー方法
カットの失敗を防ぐ方法としては、まずトリマーと綿密なコミュニケーションをとることが重要です。
希望するスタイルの写真を用意し、トリマーに具体的なイメージを伝えるとスムーズです。
特に顔周りのカットは印象を大きく左右するため、細かい部分まで伝える方法が失敗を防ぐポイントです。
さらに、愛犬の毛質や顔立ち、普段の生活スタイルをトリマーに伝えることで、愛犬に合ったカットスタイルを提案してもらいやすくなります。
また、急激に変わったスタイルにするのではなく、徐々にイメチェンを試して失敗リスクを下げる方法もおすすめです。
トリミングサロン選びのコツ
トリミングサロン選びのコツは、ポメラニアンのカット経験が豊富なトリマーが在籍しているかを確認しましょう。
インターネットやSNSで仕上がりの写真を掲載しているサロンだと分かりやすいでしょう。
また、実際にサロンの雰囲気やスタッフの対応を見学することも大切なコツです。
サロンによっては事前相談の時間を設けているため、希望するスタイルやオプション内容、トリミング中の不安点について解消してくれるサロンを選ぶと安心感につながります。
また、料金やサービス内容が明確で分かりやすいサロンを選ぶのも失敗しないトリミングのコツの一つです。
継続的に通うことを考慮し、自宅から通いやすい場所にあることも大切です。
カット後のお手入れとスタイル維持の方法
ポメラニアンは、カットした後でもブラッシングは毎日欠かさず行いましょう。
毛玉やもつれを防ぎ、スタイルの美しさをしっかり守ることができます。カットした部分の毛が伸びてくるとラインが崩れやすくなるため、こまめに毛流れを整えることが大切です。
さらに、定期的なシャンプーで皮膚と被毛の清潔さを保ちましょう。
洗いすぎると皮膚が乾燥するため、適度な頻度を心がけてください。食事後には口周りをきれいに拭き取り、特にカットが汚れやすい部分は丁寧にケアすることで、スタイルを美しく保てます。
また、ブラッシングは熱中症や皮膚トラブルの予防にもなります。
ポメラニアンは常に毛が生え変わるため、毎日のブラッシングで抜けた毛を取り除いてあげましょう。
ポメラニアンを自分でカットするなら部分カットから始めよう
「ポメラニアンのカットに挑戦してみたいけれど、自分で全身を整えるのはちょっと不安…」という方も多いはず。
そんなときは、負担の少ない部分カットから始めるのがおすすめです。
まずはおしりや足裏、お腹周りなど、日常のお手入れにも役立つ場所からスタートして、少しずつ慣れていきましょう。
部分カットのコツや注意点は?
部分カットを行う際は、愛犬がリラックスしている状態で始めるのが成功のポイントです。
特に足裏や足の毛をカットする場合、犬が急に動いたり嫌がることもあるため、不安を感じさせないよう優しく声をかけながら進めると良いでしょう。
バリカンを使う際は刃を清潔に保ち、切れ味が鈍っていないかも必ず確認してください。
皮膚を傷つけないよう細心の注意を払い、毛の流れに逆らわずにトリミングすることもコツのひとつです。
万が一不安に感じた場合やうまくできない場合は、無理をせずプロのトリマーに任せる判断も大切です。
おしり周り
おしりの毛はうんちが付着しやすく汚れやすい部位のため、気になったときに自宅でケアできると安心です。
自宅でお手入れする場合は、ブラッシングで毛の流れを整えてから、ハサミで少しずつ短く整えます。
うんちの汚れが付きやすかったり、しゃがんだ時に地面につきやすい部分を重点的にカットしましょう。
おしりはデリケートな場所のため、愛犬が嫌がったり落ち着かない場合は無理せず中断してください。
足裏・足周り
足裏や足周りの毛は、伸びてくると滑りやすくなるため、定期的なお手入れが必要です。
自宅で行う場合は、足裏も足周りもハサミではなくバリカンで整える程度で充分でしょう。
足裏は肉球にかぶっている毛をバリカンで短くします。可愛い肉球がちゃんと見えればOKです。
足先の毛は、指からはみ出ている部分にバリカンをあて、足の形に沿って整えます。
バリカンを使うときは、刃が直接当たらないようにカバーを忘れずにつけてください。
愛犬が動いてしまう場合は、家族に抱っこしてもらうなど誰かに協力してもらうようにしてください。
ポメラニアンの子犬はいつからカットできる?
ポメラニアンの子犬はいつからカットすればいいか心配される方も多いですが、シャンプーも含め、混合ワクチンの接種がすべて終わった1~2週間後にしましょう。
ワクチン未接種の場合は感染症にかかるリスクが高いため、ほとんどのサロンで対応していません。小さな体には、体力的にも精神的にも負担となるため自宅でも控えるようにしましょう。
ワクチンが終わった後も、初めてのカットは短時間ですませるのがおすすめです。
少しずつカットに慣れていくことで子犬のストレスを減らし、トリマーとの信頼関係を築けます。
シニア犬におすすめのスタイル
シニアのポメラニアンは年齢を重ね被毛が薄くなったり、皮膚がデリケートになることが多いため、長すぎず短すぎない適度な長さを保つスタイルが理想的です。
サマーカットのようなすっきりとしたカットは、通気性が良くなることで皮膚トラブルの予防につながり、お手入れも簡単になるので多くの飼い主から人気があります。体力やストレスへの耐性が落ちていることに配慮し、短時間で仕上げるカットスタイルを選ぶことがポイントです。
冬は寒さから守るために完全に刈り込まないふんわりとした仕上がりがおすすめです。
トリミングを行う際は、獣医師や経験豊富なトリマーと相談し、愛犬の体調に合わせた無理のないスタイルを心がけましょう。
サマーカットのデメリットと注意点
ポメラニアンのサマーカットは暑い時期に人気ですが、いくつかのリスクや注意点があります。
まず、短くしすぎてしまうと紫外線の影響を受けやすくなり、日焼けや炎症、かゆみといったトラブルのリスクが発生します。
また、毛が短くなることで上手に対応調整ができなくなる可能性もあるため、エアコンが効いている部屋や夜間の気温の低下には注意が必要です。
夏の虫よけ対策のためにも、涼しい素材や通気性の高い洋服を着せるなどしっかり対策しましょう。
ポメラニアン特有の「ポメハゲ」の対策
ポメラニアンの飼い主さんが悩むことの多い「ポメハゲ」とは、被毛が部分的に抜け落ちてしまう症状を指します。
この症状はストレス、アレルギー、ホルモンバランスの乱れなどさまざまな要因によって引き起こされるため、注意が必要です。
ふわふわの毛に隠れ、気が付かず進行してしまう場合もあるので日ごろから注意してあげましょう。
原因としてストレスが考えられる場合には、運動や遊びを取り入れてリラックスできる時間を増やすことが毛の健康維持にも役立ちます。食事においても、皮膚や被毛の健康をサポートする良質な栄養バランスを意識してください。オメガ3脂肪酸やビタミン類を含むフードは毛質改善や毛トラブルの予防にも効果的です。
毛が抜け始めたり毛質の変化を感じた際は、早めに獣医師に相談し適切な治療を受けるようにしてください。
ポメラニアンのカット【よくある質問】
その他に、ポメラニアンの涙やけや毛玉に関する疑問についてみていきましょう。
ポメラニアンの涙やけはどうすればいい?
ポメラニアンの涙やけには、目元を優しく拭き取ってあげることが大切です。
専用クリーナーやケアシートを使うとさらに効果的で、毛を短く整えることで汚れもつきにくくなります。毛の白さをキープするシャンプーも販売されています。
食事や水分バランスを見直して内側からケアすることもポイントです。長引く場合や悪化するようなら、アレルギーや眼の病気の可能性があるため、早めに獣医師に相談しましょう。
ポメラニアンはカットすると毛が生えなくなるって本当?
カットしただけで毛が生えなくなることは基本的にはありませんが、バリカンなどで極端に短く刈りすぎると、被毛がうまく再生せず戻らなくなる「脱毛症」が起きる場合があります。
毛穴や皮膚がダメージを受け、回復に時間がかかることもあるためカットは適切な長さと方法で行うことが大切です。
愛犬の毛質や体調に合わせ、無理のないトリミングを心がけましょう。
毛玉がある状態でポメラニアンのカットに行ってもいい?
毛玉ができたままサロンに行っても対応はしてもらえますが、状態によっては追加料金が発生することがあります。
毛玉が多いとトリミング時間が長くなったり、愛犬への負担も大きくなりやすいです。
日頃からこまめなブラッシングが習慣化されていると、サロンでの愛犬のストレスを減らしてあげられます。
まとめ|ポメラニアンはカットを楽しめる犬種!魅力を充分に引き出そう!
ポメラニアンのカットには多彩なスタイルがあり、愛犬の顔立ちや毛質に合わせて選ぶことでその魅力をより一層引き立てられます。
自宅での部分カットやサロンでの本格的なトリミングなど、方法はさまざまですが、愛犬の健康や快適さを第一に考えることが大切です。
適切な頻度でケアを行い、日々のお手入れも楽しみながら、愛犬との時間をより豊かなものにしましょう。

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