ポメラニアンの適正体重は?月齢別の理想の体重や管理方法を解説!

ポメラニアンは小さく愛らしい姿が魅力的で、多くの飼い主に愛されています。
そんなポメラニアンと生活する中で「うちの子の体重、今のままでいいのかな?」「適正体重はどれくらいなんだろう?」と気になる方も多いはず。
この記事では、ポメラニアンの適正体重と管理方法、健康リスクについてご紹介します。
【目次】
- ポメラニアンの体重は個体によって違う
- ポメラニアンは肥満に気づきづらい?
- 肥満防止!適正体重のチェック方法
- ポメラニアンの健康を維持するための体重管理
- 体重の増えすぎや痩せすぎのリスクを知ろう
- 適正体重を知って、健康なポメラニアンに育てよう
ポメラニアンの体重は個体によって違う
ポメラニアンの体重は、個体の体格に違いがあるためばらつきがあります。
特にオスのポメラニアンはメスよりも体格が大きくなることが多く、その分体重が重くなる傾向も見られます。
健康に過ごせる体重は個体によって変わってきますので、この記事からわかることを参考に、愛犬にあった体重をみつけるようにしてください。
また、体重が極端に増減する場合、健康上の問題がないか注意深く観察し、必要に応じて専門的なアドバイスを受けることをおすすめします。
【月齢別】ポメラニアンの体重推移
ポメラニアンの標準体重は、成犬の場合平均1.8kg〜3.5kgほどになります。
生後8か月頃から成犬に近い体重になっていきますが、子犬から成犬になるまでの推移をみていきましょう。
- 生後40日頃|約700g
- 生後50日頃|約820g
- 生後70日頃|約1.2kg
- 生後80日頃|約1.4kg
- 生後3ヶ月頃|約2.0kg
- 生後5ヶ月頃|約3.4kg
- 生後7ヶ月頃|約3.5kg
一般的には生後40日の頃には約700g、そして理想的な成長を続けた場合生後3ヶ月頃には約2.0kgに達することがわかります。
ただし、これらの数値はあくまで目安であるため、不安な場合は必要に応じて動物病院で専門的なアドバイスを受けることが重要です。
ポメラニアンは肥満に気づきづらい?
ポメラニアンはそのふわふわとした被毛に隠れ、体型の変化に気づきにくくなる傾向があります。
特にシャンプーなどのお手入れをサロンにお任せしている場合、太ってきたことになかなか気がつかず、気づいたら体重が増えていた…なんてことがあるかもしれません。
反対に、体重が減り痩せていることにも気がつきにくい犬種のため、常日頃から気にかけ、定期的な体重チェックを行うようにしましょう。
肥満防止!適正体重のチェック方法
肥満は心臓病や糖尿病、関節の問題など、さまざまな健康障害を引き起こすリスクがあります。
定期的に体重を管理し早期に異常を察知できるよう、日常的なチェックを行いましょう。
ここでは、自宅での体重測定の方法、脂肪の量を把握するための肥満度の確認方法を紹介します。
誰でもできるポメラニアンの体重測定
家庭で行うポメラニアンの体重測定は非常に簡単で、誰でも取り組むことができます。
まず、一般的な家庭用体重計を使用し、飼い主自身の体重を計測します。
その後、ポメラニアンを抱っこして再び体重を測り、2回目の体重から、飼い主の体重を引くだけで愛犬の体重を算出することが可能です。
小さい子犬の場合は、家にある簡易的な箱や、洗面器などに入れて計測することもできます。
肥満度を知るチェック方法
体重測定だけでなく、愛犬の体を触って肥満度を確認する方法も効果的です。
手のひらでわき腹や肋骨のあたりを優しく触ります。理想としては、あばら骨がほんの少し感じられる程度が目安です。
あばら骨を全く感じない場合、愛犬が肥満状態になっている可能性が高いといえます。
この場合、適切な運動や食事の見直しが必要です。また、逆にあばら骨が骨ばって感じる場合、栄養不足や潜在的な健康問題が疑われます。このような場合は早めに獣医師に相談するのがおすすめです。
また、脂肪の付き方を5段階で確認できる「ボディコンディションスコア(BCS)」というものもあります。
愛犬の肥満度が気になったら下記を参考にしてみてください。
環境省ホームページ:体調管理について(2ページ目「ボディコンディションスコア(BCS)について」)
ポメラニアンの健康を維持するための体重管理
ポメラニアンの健康を維持するためには、適正体重をキープするポイントを押さえておくことが重要です。
食事の与え方や量、運動不足解消のための遊び方も紹介します。
食事は複数回に分けて与える
ポメラニアンの健康を考える上で、胃腸が強くなかったりすぐにエネルギーを消耗してしまう子犬は、1日の食事を何回かに分けて与えると良いでしょう。
子犬期には1日4回、成犬以降は1日2回以上に分けて食事を与える方法が理想です。
子犬は消化器官が未発達なため、一度にたくさん食べると消化しきれないことがあります。
一度の食事量を抑えることで肥満のリスクが下がるとともに、栄養を効果的に吸収することもできるためおすすめです。
また、小さいうちはフードをお湯でふやかすようにし、徐々にドライに切り替えていくようにしましょう。
【年齢別】食事量の目安
子犬の成長段階では、栄養バランスの整った食事を取らせることが欠かせません。
成犬になるまでの食事量の目安は次の通りですが、与えるフードに記載されている給仕量も参考にするようにしてください。
- 生後3ヶ月頃|約50~70g
- 生後4ヶ月頃|約70~80g
- 生後6ヶ月頃|約85~90g
- 生後6ヶ月以降|約60~90g
また、子犬期、成犬期、シニア期、老年期など年齢ステージによって必要量が変わってくるので、それに応じて調整することが大切です。
カロリーの計算も忘れずに
ポメラニアンの健康を維持するためには、体重に応じた必要カロリーを確認し、その範囲内で食事を調整することが重要です。
ポメラニアンの1日に必要なカロリー数は「体重1kgあたり50~110kcal」とされています。
たとえば、体重が2kgのポメラニアンの場合は「2kg×50~110kcalの計算」で、1日の必要なカロリーは100~220kcalとなります。
生後6ヶ月~1歳以降は計算方法が変わり「体重×50~150kcal」での算出が推奨されます。
ただし、運動量や個体によって適正量は異なりますので、日々の体重を確認し愛犬の適量をみつけていきましょう。
おやつを与える場合は計算した1日のカロリーを超えないよう調整するようにしてください。
散歩や室内遊びで運動量を確保する
ポメラニアンの運動量を確保するには、日常的な散歩や室内での遊びが重要です。
1回20~30分程度の朝・夕2回の散歩で十分ではありますが、室内でも次のような遊びで体を動かすと運動不足の解消に繋がります。
- ボール遊び
- ロープの引っ張りっこ
- 隠したおやつを探す遊び
また遊びを通じて「もってこい」「はなせ」などのコマンドを教えることができ、大事なコミュニケーションの時間となるでしょう。
体重の増えすぎや痩せすぎのリスクを知ろう
「食事やカロリーの計算、運動時間までそこまで気にする必要あるの?」「元気だったらいい!」と思う方もいらっしゃるでしょう。
たしかに可愛い愛犬にはたくさん食べさせたいと思うかもしれません。
適正体重でなくても健康に過ごせる場合もありますが、もしそうでない場合に後から後悔しないよう、体重管理の必要性を改めて振り返りましょう。
体重の増えすぎ(肥満)の場合
体重が増えて太ってしまったポメラニアンは、さまざまな健康上の問題を抱えるリスクが高まります。
特に注意が必要な病気や症状は以下の通りです。
- 関節炎:膝や肘に影響を与え、歩行時に痛みや不快感を感じる。
- 心臓病:運動時に息切れし、腫れや疲労感を伴う。
- 糖尿病:異常な水分摂取や、多尿、合併症で白内障を引き起こすことも。
- 呼吸器疾患:息切れや咳が出やすく、呼吸が苦しそうになることがある。
- 皮膚病:皮膚炎や感染症のリスクが増加し、かゆみや脱毛が見られる。
僅かな症状でも、小さな体には大きな負担となる場合がありますので注意してください。
痩せすぎの場合
痩せすぎてしまった場合も、健康上のリスクが少なくありません。
栄養不足が続くと、免疫力が低下し、病気にかかりやすくなります。
成犬であっても体重が適正範囲を下回ることは健康に悪影響を与える要因となります。
特に、骨格や筋肉の成長に影響を及ぼし、全体的な発育不良が懸念されます。
エネルギー不足で元気がなくなることが多く、遊びや散歩にも消極的になることが多いものです。
ずっと元気でいてもらうために適切な食事を見直し、栄養バランスを整えることが大切です。
まとめ|適正体重を知って、健康なポメラニアンに育てよう
ポメラニアンの体重は個体によって異なるため、愛犬に適した体重を知ることが重要です。
定期的な体重測定を行い、小さな変化にも気づくようにします。
適正体重の管理には、運動も重要なため、日々の散歩や遊びを通じて運動量を確保することが求められます。
ポメラニアンが元気で愛らしい姿を保つために、飼い主の意識が大切です。

愛玩動物飼養管理士、いぬ検定、少額短期保険募集人の資格を保有。
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