ペキニーズの性格と特徴は?値段や飼い方もご紹介!

「ペキニーズ」は、散歩中の姿を見かけることが少なく、あまり馴染みがないかもしれません。
しかし、性格や体格から考えると、日本の住居環境でも飼いやすいおすすめの犬種です。
今回は「ペキニーズ」について、性格と特徴、価格目安に加えて飼い方も解説します。
ペキニーズのお迎えをご検討中の方はもちろん、ちょっと興味がある方も、ぜひこの記事でペキニーズに詳しくなってください!
【目次】
ペキニーズの特徴
ペキニーズは、首回りにたてがみのように生える豊かな毛並みが特徴的です。とても気品あふれる姿が目を引く優雅な見た目の特徴を持ちます。
ペキニーズは中国の北京原産とされますが、中国の伝説によると、ライオンと猿が結婚して生まれたとされ、ライオンの威厳と猿の愛嬌を併せ持つとされています。
ふわふわと揺れる毛が、まるで大きな毛玉が歩いているような独特の可愛らしさを感じさせてくれて、見る人を惹きつける魅力的な見た目です。
また、深みのある輝きを放つ瞳も印象的で、古くから愛玩犬として大切にされてきた理由が分かる可愛さがあります。
大きさ | ・体高:20cm前後 ・体重:5.4kg以下 |
毛色 | ・茶色 ・グレー ・ホワイト(白) ・フォーン(ベージュのような色) ・クリーム |
性格 | ・マイペース ・独立心が強い ・甘えん坊 ・頑固 |
価格 | 20万~50万円 |
寿命 | 12~15歳 |
原産国 | 中国 |
ペキニーズの大きさ
ペキニーズは小型犬に分類される大きさです。一般的には体高が20cm前後、体重は5.4kg以下が平均です。
オスとメスで極端に大きさは変わらないですが、一般的にオスの方が若干筋肉質でがっしりした体型になりやすいです。
骨格はしっかりしているため、抱き上げた時のずっしりとした重さに驚くかもしれません。
脚は短めなので、小型犬特有の愛らしいしぐさを生み出しているのがポイントです。小さな足でとぼとぼ歩く姿は思わず抱きしめたくなります。
ペキニーズは毛色の種類が豊富
ペキニーズの魅力は、毛色の豊富さにも感じられます。特徴的なカラーパターンを持っており、ペキニーズらしい特徴です。
全体的に被毛は長く直毛ですが、特に耳や首、足の後ろ部分はモフモフした毛が集まっていて、可愛らしいフォルムをしています。
一般的な毛色のパターンとしては、
- 茶色
- グレー
- ホワイト(白)
- フォーン(ベージュのような色)
- クリーム
このように幅広い色合いが魅力です。
特にホワイトの毛色は、その清潔感とエレガントな雰囲気で人気です。
この豊かな被毛こそがペキニーズの美しさを際立たせる要素なので、美しさを保つための定期的なブラッシングやケアが大切です。
ペキニーズの性格はとてもマイペース
ペキニーズは良い意味で犬っぽさを感じさせない、非常にマイペースな性格を持った犬種です。
周囲に流されることがなく、自分のペースで行動する傾向にあり、まるで猫の様にも見えます。
マイペースで独立心が強い一方、愛情深く甘えん坊な一面も時折見せてくれます。飼い主といる時間を大切にし、親密な関係を築くことを好む犬として知られています。
しかし、時々頑固な一面を見せることもあり、しつけに根気強さが求められることもありますが、愛情をもって接すれば、信頼関係をきちんと築くことができるでしょう。
また、大きな声で吠えることは少なく、静かに過ごす時間が多い傾向があります。
アパートなどの集合住宅での飼育にも向いている犬種と言えます。
ペキニーズの飼育に向いている人
ペキニーズに穏やかで落ち着いた環境を提供できる方は、飼育に向いているでしょう。マイペースを許容して、甘えたいときに甘えさせてあげられると、お互いに良い関係が築けます。
一方で、ペキニーズは自己主張が強い一面を持つため、しつけに苦労する場面に遭遇することもあるでしょう。甘えさせて放任するよりも、しっかりリーダーシップを発揮できる方が理想的です。
注意点としては、多頭飼いを検討している場合、ペキニーズが持つ強い独立心がほかのワンちゃんに影響するかもしれません。
独特の性格を考えると、初めて子犬を迎える家庭より、ワンちゃんの飼育経験がある方が、スムーズに対応できるでしょう。
ペキニーズの飼い方
ペキニーズを飼うこと自体はそこまで難しいことではありません。しかし、独特な性格や特徴を考慮しなければならない場面もあります。
飼い始める前に飼育環境を整え、子犬の段階からペキニーズ特有の性格や飼育方法について理解を深めておくことで、愛犬との生活がより充実したものになります。
日々の接し方にも注意を払い、信頼関係を築く努力をすることで、ペキニーズとの生活をより楽しいものにすることができるでしょう。
しつけは工夫が必要
ペキニーズはあまり吠えない犬種のため、吠え癖に悩まされずに済む飼い主さんが多いようです。
しかし、ペキニーズはマイペースで甘えん坊な性格が特徴なので、しつけには工夫と忍耐が求められます。
しつけを行う際には、時間をかけて根気強く接することが重要です。また人や場面によってルールが変わると、信頼を得られにくくなります。
難しく考える必要はありません。しつけによるコミュニケーションを楽しみながら、飼い主として一緒に成長すれば良いのです。
マイペースな気質に苦労することもあるかもしれませんが。ご褒美を活用して正しい行動を促しながら、愛犬との信頼関係を深めていきましょう。
甘えん坊な性格を持つペキニーズには、メリハリのある対応が効果的です。優しく接する場面、しつけとして毅然とした態度を取る場面、使い分けることでペキニーズのしつけがスムーズに進むでしょう。
激しい運動や散歩は必要ない
ペキニーズは、激しい運動を必要としない犬種です。穏やかな性格を持つため、長時間の散歩よりも自由気ままな性格を尊重したリラックスした散歩が好まれます。短い散歩を1日2回行うことで健康を維持できるとされます。
散歩の際には、焦らずにのんびりしたペースで進むことが重要です。激しい運動は必要としませんが、運動不足による肥満を防ぐために、室内での軽い遊びも取り入れてください。おもちゃを使った遊びを行うと、ペキニーズも楽しく過ごせるでしょう。
ペキニーズは特徴的な長い毛のせいで、熱がこもりやすくなります。夏場に運動や散歩を行う際は、気温に十分注意しましょう。
長い毛並みはブラッシングが大事
ペキニーズの長い被毛は、美しさと健康を保つための定期的なブラッシングが欠かせません。ホワイトを始めとした明るい被毛の色は特に汚れが目立ちやすく、日常的なケアが必要となります。
被毛は絡まりやすいため、毎日少しずつでもブラッシングを行うことが理想です。ブラッシングにより、被毛の美しさを保つだけでなく、毛並みを整えることで通気性が確保されて、健康的な皮膚の状態を維持することにも繋がるでしょう。
また、ブラッシングの時間は、飼い主と犬との信頼関係を築く大切な時間にもなります。愛情を持って丁寧に行うことで、ペキニーズに取って安心できる飼い主として認められることに繋がります。
シャンプーとトリミングについて
ペキニーズの被毛ケアは、日常的なブラッシングだけでは不十分です。シャンプーとトリミングも定期的に行う必要があります。
長い毛にほこりやごみが絡まりやすく、不衛生な状態になる可能性があります。ワンちゃん用シャンプーを使って、優しく洗ってあげてください。
しかし、シャンプーのし過ぎは肌や毛質に負担をかける可能性があります。頻度については獣医師さんへ相談してみましょう。
毛が長くて毛量も多い犬種のため、美しい毛色や毛並みを維持するためにトリミングも必要不可欠なケアです。定期的にトリミングを行うことで、清潔を保ちながら被毛の状態を整えられます。
専門のトリマーに依頼することで、トリミング後の仕上がりがより美しくなるだけでなく、健康面でのチェックにもつながりますよ。
ペキニーズはシワのケアが必要
被毛で覆われているため気づきにくいですが、ペキニーズは口周りに深いしわがあります。汚れが溜まりやすいため、ケアが必要です。
濡れタオルやガーゼを使って、できれば毎日しわを拭いて清潔に保ってあげましょう。このしわのケアを怠ってしまうと、皮膚炎などを引き起こす可能性があります。
ペキニーズを飼うときに注意すること
比較的穏やかで吠えることが少ないペキニーズですが、全く手がかからないわけではありません。
犬種特有の特徴を理解しておく必要があります。
この犬種は独特な体形や性格のため、ペキニーズとの生活をより楽しく過ごすために注意点も知っておきましょう。
かかりやすい病気と対策
ペキニーズは特有の体形から、かかりやすいとされる病気があります。代表的な病気には、呼吸に影響を与える「鼻腔狭窄」や「気管虚脱」があります。これらは特に短頭種に多く見られるものです。日常生活に支障をきたすことが多いため、早期発見と対策が重要になります。また、心臓疾患や肺高血圧症のリスクも存在します。
さらに、夏場には「熱中症」に注意が必要です。ダブルコートのため、特に気温に敏感です。涼しい環境を保ち、十分な水分補給を行いましょう。
日々の健康チェックや定期的な獣医師の診察を受けることで、異常を早期に発見し、健康を維持することが大切です。
暑さ対策は必須
ペキニーズは短い鼻を持っており、特に夏の暑さに弱い犬種です。そのため、高温多湿の環境に置かれると熱中症になるリスクが非常に高くなります。涼しい場所を確保する、散歩の時間を変える、などの対策を行うことでリスクを軽減できます。
夏場に外出する際は、早朝や夕方の涼しい時間帯を選んで散歩をさせてあげましょう。
また、室内ではエアコンや扇風機を適切に活用して快適な温度を保ちながら、常に十分な水分補給ができるように保ちましょう。
運動不足による肥満に注意
ペキニーズは運動量が少ない犬種ですが、運動不足は肥満の原因となります。特に小型犬は体重管理が難しいことが多く、太りすぎると健康上の問題を引き起こす可能性があります。
日常的な散歩や遊びを通じて適度な運動を促すことが大切です。短時間の運動を時間をおいて行ったり、定期的に外で遊ばせることで、心と体の健康を促進します。適切な量の餌を与えて、食事管理を行うことで、健康的な体を維持することにも役立つでしょう。
ペキニーズ購入の値段目安
ペキニーズの購入にかかる費用は、販売場所や個体の特徴によって異なります。価格は血統や健康状態、年齢、また性別によっても変動します。
ペットショップやブリーダーから購入する場合、一般的な相場は20万~50万円となるでしょう。
一方で、保護団体から譲渡を受ける場合は、初期費用が抑えられるため比較的お値ごろな相場になることもあります。
ただし、この場合でも医療費や飼育に必要な経費が発生するため、長期的な視点でのコストをしっかりと考える必要があります。途中で飼育できなくなるようなことがないよう、将来的な負担を含めて慎重に選ぶことをおすすめします。
ペキニーズに限った話ではありませんが、購入費用に加えて、日常的なフード代や定期的な健康診断、さらにはシャンプーやトリミングなどのお手入れ費用も必要です。
愛犬として迎え入れるなら、お金の問題も理解した上で、健やかに暮らしていける環境を整えましょう。
ペキニーズの歴史とルーツ
ペキニーズは非常に古い歴史を持つ犬種で、その祖先は中国に起源を持ちます。この犬種は、1000年以上前の王朝を描いた絵画にも存在が確認できます。中国の歴代の皇帝への貢物として献上され、宮廷でのみ飼育を許されていました。
中国の伝説によれば、ペキニーズはライオンと猿が交配して生まれたとされ、そのユニークな風貌や魅力的な性格はこの伝説に基づいているとされます。
近代になると、この優雅な犬種は西洋に紹介され、特に英国でその人気は急上昇しました。近代になり、犬好きのビクトリア女王へ献上したことをきっかけに、イギリスでも交配が始まりました。イギリスでの品種改良によって、現在のペキニーズへと進化しました。
ペキニーズという名前は、原産国である中国の首都「北京(Peking)」に由来しています。現在は「Beijing」と表記されますが、当時の綴り「Peking」がそのまま名前として残った形です。
英語圏では「ピーク(Peke)」という愛称で親しまれており、鼻が短い特徴的な顔つきを持つ動物は「ピークフェイス(Peke Face)」と呼ばれています。
ペキニーズについてのまとめ
ペキニーズはマイペースで甘えん坊な性格が魅力の小型犬です。独立心が強く時に頑固な面もありますが、愛情を持って接すれば深い信頼関係を築けます。
静かで集合住宅でも飼いやすい一方、長い被毛のケアや暑さ対策、適度な運動が健康維持に欠かせません。
しつけには根気が必要ですが、コミュニケーションを楽しみながら接することでお互いに成長できます。ペキニーズとの生活をより豊かにするために、特徴を理解し、愛情と責任を持って迎え入れましょう。

愛玩動物飼養管理士、いぬ検定、少額短期保険募集人の資格を保有。
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