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公開日:2026年1月16日
更新日:2026年1月19日

ゴールデンレトリーバーは優しく賢い人気犬種ですが、「短命なのでは?」と不安に感じる飼い主さんも少なくありません。この記事では、ゴールデンレトリーバーの平均寿命や最長記録、かかりやすい病気、長生きさせるための具体的なポイントをわかりやすく解説します。大切な愛犬と健康に過ごすための参考にしてください。
ゴールデンレトリーバーの平均寿命とギネス記録
ゴールデンレトリーバーの平均寿命は、一般的に10歳から12歳といわれています。これは、犬全体の平均寿命である14歳前後と比較すると、やや短い数字です。
同じ大型犬で、見た目が似ているラブラドールレトリバーの平均寿命も、10歳から12歳程度で違いはありません。大型犬としては標準的な寿命と考えられます。
なお、これまでのゴールデンレトリーバーの寿命の最長記録は、アメリカのテネシー州で20歳の誕生日を迎えたオーガスト(オーギー)です。世界最高齢として、過去にはギネス世界記録に登録されましたが、現在は書き換えられました。
【年齢早見表】愛犬は人間でいうと何歳?
大型犬であるゴールデンレトリーバーは、小型犬や中型犬とは異なるスピードで歳をとります。成長が早い一方で、老化の訪れも早い傾向にあります。
生後6か月のゴールデンレトリーバーは人間でいうと約9歳に相当し、1歳前に約15歳の青年期に達します。
【0歳:子犬期】ゴールデンレトリーバーの人間年齢換算
| 犬の年齢 | 人間の年齢(目安) |
| 2か月 | 1〜3歳 |
| 3か月 | 4〜5歳 |
| 4か月 | 6〜7歳 |
| 5か月 | 8〜9歳 |
| 6か月 | 10歳 |
| 7か月 | 11歳 |
| 8か月 | 12歳 |
| 9か月 | 13歳 |
| 10か月 | 14歳 |
| 11か月 | 15歳 |
その後は1年に約7歳ずつ歳を重ねていくとされ、6歳で約47歳、シニア期とされる7歳では約54歳になります。8歳で約61歳、9歳になると約68歳となり、人間でいう還暦を過ぎた頃にあたります。
この年齢換算はあくまで目安ですが、愛犬のライフステージを把握する上で参考にできます。
【1歳以降:成犬期】の人間年齢換算も見る ↓
| 犬の年齢 | 人間の年齢(目安) |
| 1歳 | 12歳 |
| 2歳 | 19歳 |
| 3歳 | 26歳 |
| 4歳 | 33歳 |
| 5歳 | 40歳 |
| 6歳 | 47歳 |
| 7歳 | 54歳 |
| 8歳 | 61歳 |
| 9歳 | 68歳 |
| 10歳 | 75歳 |
| 11歳 | 82歳 |
| 12歳 | 89歳 |
| 13歳 | 96歳 |
| 14歳 | 103歳 |
| 15歳 | 110歳 |
ゴールデンレトリーバーの平均寿命が短い理由

ゴールデンレトリーバーの寿命が比較的短いとされる背景には、いくつかの要因が考えられます。ここでは3つの要因について解説します。
①大型犬は小型犬よりも短命の傾向
一般的に、犬は体のサイズが大きくなるほど寿命が短くなる傾向にあります。小型犬の中には15年以上生きる犬も珍しくありませんが、ゴールデンレトリーバーのような大型犬の平均寿命はそれよりも短くなっています。
この理由には諸説ありますが、一つには、急激な成長が体に負担をかけ、細胞の老化を早めるという説が挙げられます。短期間で大きな体を形成するため、細胞分裂が活発に行われ、その分だけ早く消耗してしまうと考えられています。
また、体重が重い分、心臓や関節などへの日常的な負荷が大きいことも、寿命に影響する要因の一つです。
②ケガや病気のリスクが比較的高い
ゴールデンレトリーバーは、遺伝的に特定の病気を発症しやすい犬種であることが知られています。
特に、がん(癌)や悪性腫瘍の発生率がほかの犬種に比べて高いことが報告されており、これが寿命を縮める大きな要因となっています。
また、大型犬に多い股関節形成不全などの関節疾患も好発犬種です。これらの病気は、生活の質を低下させるだけでなく、直接的に寿命に関わる可能性があります。活発で体力があるため、運動中に体に大きな負担がかかり、ケガにつながるリスクも考慮する必要があります。
③早食いや肥満などの問題を抱えやすい
ゴールデンレトリーバーは食欲旺盛な犬種であり、与えられた分だけ食べてしまう傾向があります。そのため、早食いや食べ過ぎによる肥満を招きやすい点が指摘されます。早食いは、命の危険がある胃拡張・胃捻転症候群を引き起こすリスクを高めます。
また、肥満は心臓病、糖尿病、関節疾患など、さまざまな病気の引き金となり、犬の健康を著しく損ないます。適切な食事管理を行わないと、これらの健康問題が積み重なり、結果として寿命を短くしてしまうことにつながります。
寿命に関わる?ゴールデンレトリバーが注意したい病気

ゴールデンレトリバーには、犬種としてかかりやすい特定の疾患が存在し、その中には寿命に直接影響を及ぼすものもあります。これらの病気に初期段階で気づいて早期治療ができるように、あらかじめ詳しく把握しておきましょう。
がん(癌)/悪性腫瘍
ゴールデンレトリーバーは、多くの犬種の中でも特にがん(癌)の発生率が高いことで知られています。血管肉腫、リンパ腫、肥満細胞腫、骨肉腫など、さまざまな種類の悪性腫瘍が報告されています。
がん(癌)は初期段階では症状があらわれにくく、発見が遅れるケースも少なくありません。食欲不振、体重の減少、元気の消失、体にしこりが見つかる、呼吸が苦しそうなどの変化に気づいたら、すぐに獣医師の診察を受ける必要があります。
シニア期になると発症リスクが高まるため、定期的な健康診断で血液検査や画像診断を受けることが、早期発見のために不可欠です。
股関節形成不全・肘関節異形成
股関節形成不全や肘関節異形成は、ゴールデンレトリーバーのような大型犬に多くみられる遺伝性の関節疾患です。成長期に関節が正常に形成されず、痛みや歩行異常を引き起こします。
症状としては、腰を左右に振るような歩き方(モンローウォーク)、うさぎ跳びのような走り方、散歩を嫌がる、段差の上り下りをためらうなどが挙げられます。
若齢で発症することが多く、放置すると変形性関節症に進行し、慢性的な痛みを伴います。体重管理や滑りにくい床材の使用、過度な運動を避けるといった生活環境の整備が、症状の緩和と進行予防に役立ちます。
胃拡張・胃捻転症候群
胃拡張・胃捻転症候群は、胸が深い体型の大型犬に起こりやすい、緊急性の高い病気です。
胃にガスや食べ物が溜まって大きく膨らみ、さらに胃がねじれてしまうことで、全身の血流が阻害され、短時間でショック状態に陥り、命を落とす危険があります。
食後すぐの激しい運動や早食い、一気食いなどが発症の引き金になると考えられています。
お腹が膨れる、吐こうとしても吐けない、大量のよだれを垂らす、落ち着きがなくなるなどの症状が見られたら、一刻も早く動物病院を受診する必要があります。
食事を数回に分ける、早食い防止食器を使うなどの予防策を、日ごろからよく考えておきましょう。
外耳炎・耳血腫
ゴールデンレトリーバーの長く垂れた耳は、通気性が悪く、湿気がこもりやすい構造をしています。そのため、細菌や真菌が繁殖しやすく、外耳炎を発症しやすい犬種です。
外耳炎になると、耳にかゆみや痛みが生じ、頻繁に頭を振ったり、耳を足で掻いたりする行動がみられます。また、耳から異臭がしたり、耳垢が増えたりします。
この外耳炎が原因で、耳を強く掻きすぎたり頭を激しく振ったりすると、耳介の血管が切れて内部に血液が溜まる「耳血腫」を引き起こすこともあります。定期的な耳のチェックと、必要に応じた清掃で清潔に保つことが予防になります。
白内障・眼疾患
ゴールデンレトリーバーは遺伝的に眼の病気にかかりやすい傾向があります。代表的なものに若年性白内障や進行性網膜萎縮症が挙げられます。
白内障は、眼の中の水晶体が白く濁る病気で、進行すると視力が低下し、最終的には失明に至る可能性もあります。物にぶつかりやすくなる、暗い場所での行動をためらう、などの変化がみられたら注意が必要です。
進行性網膜萎縮症は、網膜が徐々に機能しなくなり視力を失う遺伝性疾患です。これらの眼疾患は早期発見が重要となるため、日ごろから眼の色や動きに異常がないかを確認する習慣をつけることが望ましいでしょう。
愛玩動物飼養管理士、いぬ検定、犬のしつけインストラクター、少額短期保険募集人の資格を保有。豊富な知識と経験を活かし、役立つ情報をお届けします。
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